6月20日、ラックは組織内に侵入されてしまった企業を支援する「ウイルス解析サービス」の提供を発表した。
これは、侵入したウイルスを短時間で分析し、挙動や活動範囲、情報漏えいの可能性、組織への影響などを報告するサービス。これにより、「どこから何時侵入してきたか。その原因は何か」「外部とのやり取りは」「仲間はいるか」「これまで何をしていたか」などが明らかになるという。
サービスは、基本パック、オプション追加パッケージ、デジタルフォレンジック調査の3つで構成する。
加えて、標的型サイバー攻撃や情報漏えい被害の有無が不安な組織に対して、企業内ネットワークを調査分析する「情報漏えいチェックサービス」も用意。組織への影響度に応じた対策を合理的に行なうためのアドバイス提供など、事業継続コンサルティングの相談に対応するという。