手書きのメモや書類を撮影してスマートフォンに取り込める“スマホ文具”こと「ESB-MS」シリーズのサンプル品がパソコンハウス東映に入荷している。メーカーのエレコムからはサイズや素材の違いでかなりのラインナップがリリースされているが、今回店頭に入荷したのはハードタイプのA5サイズ「ESB-MSA5」。同店における予価は1470円だ。
「ESB-MS」シリーズは、書類に載せてスマートフォンで撮影することで、記載された内容を簡単にデジタルデータ化できるマーカーシート。書類撮影時には専用アプリ「SMAFO BUNGU - sheet」を組み合わせる仕組みで、アプリ側が自動でゆがみや傾きを補正してくれる。同様のデジタル文具としてはキングジムの「ショットノート」などが知られているが、この製品は消耗することなく繰り返し使用できるのが特徴となる。
データを取り込む際は四隅にあるマーカーを目安に書類やノートの上からシートをかぶせ、アプリを起動して撮影する。専用ノートが不要なため、自分のお気に入りのノートや新聞、雑誌など幅広いソースに対応できる。付属する振り分けマーカーを合わせて使用することで、撮影データの自動分類も可能。さらにアプリ上からは「EVERNOTE」や「Dropbox」などのクラウドサービスへ直接アップロードすることもできるなど、使い勝手もはなかなかよい。
メーカーからは大きく分けてハードタイプとソフトタイプの2製品がアナウンスされているものの、ショップによれば「ハードタイプの数モデルのみ入荷予定」とのこと。近日中に店頭に登場する予定となっている。
