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7月登場の「OS X Mountain Lion」、今秋の「iOS 6」概要がついに発表

「WWDC 2012」基調講演レポート(後編)

2012年06月13日 22時00分更新

文● 鈴木淳也(Junya Suzuki)

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「Facebook」を本格統合―過去最高レベルの親和性

 「200以上に及ぶ新機能を搭載した」(フォーストール氏)というiOS 6だが、次のトピックは「Facebook」統合だ。すでにMountain Lionの項でも出ていたように、OSレベルでのFacebookサポートが進んでいる。アカウント情報をOSレベルで管理してしまうことで、サービスにアクセスするたびにログインが発生しないよう「シングルサインオン」が有効になり、使い勝手が上昇する。

 標準アプリやOS動作のさまざまな部分において、TwitterやFacebookへの投稿が可能になっており、App StoreやiTunes StoreといったストアでもFacebookのフレンド機能を有効活用するなど、「過去最高レベルの親和性」(フォーストール氏)を実現している。

Facebook統合を正式に発表。シングルサインオンに対応しており、一度アカウント情報を登録すれば、以後は公式アプリやウェブブラウザー、あるいはサードパーティ製アプリであってもFacebookアカウントに再度ログインする必要はない

さまざまな標準アプリや機能からFacebookへの投稿が可能

App StoreやiTunes Storeでは「Like」(いいね)を使ったお勧め機能も実装している

Facebookでの友人の個人情報やイベント情報は、ContactsやCalendarといったアプリと自動同期される

着実に強化される基本機能「電話」

 このほか、通信機能も強化される。「電話」機能においては、忙しいときや通話できない場所で「その場で短文メッセージを返信(SMS)」「あとでリマインダーを表示させる」といった対応が可能なメニューが用意された。就寝時間など設定した時間内のみ着信を拒否できる機能「Do Not Disturb」も登場し、痒いところに手が届く基本機能が充実したといえる。Do Not Disturbは、設定した時間内でも一部の者のみ着信を受け付けることも可能だ。

電話機能も地味に強化。待ち受け解除のスライダー横に電話アイコンが追加され、これを上方向へとスライドさせるとメニューが出現。「その場で短文メッセージを返信(SMS)」「あとでリマインダーを表示させる」のいずれかを選択できる

「Do Not Disturb」という機能が搭載され、就寝時間などに一部友人を除いて着信拒否できるようなスイッチがある

ビデオチャットアプリ「FaceTime」が3Gネットワーク対応

 ビデオチャットアプリ「FaceTime」は、従来のWi-Fi経由だけでなく「3Gネットワーク」経由でのビデオ通話もサポートし、利用できる場面が増えた。着信先デバイスを変更する機能もあり、運用の柔軟性が向上している。

「FaceTime」が、従来までのWi-Fi経由だけでなく、3Gネットワーク経由での利用も可能になった。着信先を変更可能で、たとえばiPhoneへの着信を自分の管理下にあるiPadへと振り向け、そちらでビデオチャットを行なうということも可能

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