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4G時代のモバイル通信回線選び 第2回

格安で高速! 主要キャリア以外で選ぶモバイル通信

2012年06月15日 21時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax)、ASCII.jp編集部

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ヨドバシカメラで販売中の「ヨドバシSIM」
使わない月は0円になるのが魅力的

 販売店限定のSIMカードも登場している。「ヨドバシSIM」は家電量販店のヨドバシカメラ(ヨドバシ.comでも購入可能)で発売されているもので、b-mobileサイトでの名称は「b-mobile 基本料 0円 SIM」。右の写真からもわかるように使わない月の基本料は0円になるのが最大の魅力だ。ネットワークは3GのドコモFOMA網

 最初にSIMパッケージ(3150円)を購入したあとで、PCからb-mobileのサイトに接続して、サービスの申し込みをする必要がある(要クレジットカード)。なお、この3150円は新規契約事務手数料に相当するもので、ここにはパケット通信料は含まれていない。

 月額料金は0~3780円で、1MBあたり37.8円。100MBで上限の3780円になり、1ヵ月のうちに通信量が1GBまで達すると、翌月まで利用が停止される。まだ使いたい場合は、3780円でさらに1GBが利用できるようになる。なお、6ヵ月未使用の場合は解約になる。

ヨドバシSIMの料金イメージ。※日本通信のホームページより

amazonのSIMは、Xiも利用可能
月1980円で500MBまで

 つづいて、「b-mobile4G Amazon限定 高速定額SIM」、通称「amazonSIM」は、大手通販サイトのamazon.co.jpで販売されているもので、ドコモのXi網を利用した高速通信がウリだ。

 まずは、SIMパッケージをAmazon.co.jpで購入(3150円)し、受付専用ウェブサイトでサービスを申し込めば使えるようになる。要クレジットカード、3150円が新規契約事務手数料相当なのはヨドバシSIMと同じ。

 料金は月1980円固定で、通信可能なデータ量は1ヵ月500MBまでだが、1980円でさらに500MBを追加することができる。ただし、使い切らなかったぶんは翌月に持ち越すことができないのはやや残念なところ。

 メインの通信手段として考えると、メールなどのテキストのみならば実用的だが、ウェブブラウズも含むとデータ量的にはやや厳しいかも。月に4~6回、出先で使用するというようなケースにはピッタリだ。

amazonSIMの料金イメージ。※日本通信のホームページより

■Amazon.co.jpで購入

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