このページの本文へ

「SA46T/SA46T-ASデータセンターソリューション」

富士通、IPv6上で約43億のIPv4ネットを収容する新技術

2012年06月13日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 6月12日、富士通はIPv4ネットワークからIPv6ネットワークへの円滑な移行を実現するデータセンター向けの新技術「SA46T/SA46T-ASデータセンターソリューション」の開発を発表した。

複数のサーバーでのIPv4アドレスの共有が可能な「SA46T/SA46T-ASデータセンターソリューション」

 これは、IPv6ネットワーク上でIPv4の通信を可能にする「SA46T(Stateless Automatic IPv4 over IPv6 Tunneling)」、1つのIPv4アドレスを複数のサーバーで共有できる「SA46T-AS」の2つをベースにした技術。IPv6ネットワーク上で収容できるIPv4ネットワークの数を約43億個まで増やすことを可能にする。このため事実上、上限を意識することなく、ユーザーのシステムをデータセンターで収容できるようになる。

 また、1つのIPv4アドレスを約6万5000個で共有可能とし、同数の物理サーバーまたは仮想サーバーでの共有を実現する。これにより、IPv4アドレスが枯渇しても、既存のIPv4ベースでのサービスの運用を維持した上で、将来に渡りサーバーの増設を可能にし、サーバーのIPv6対応を段階的に進めることが可能だという。

 本技術は6月13日から幕張メッセで開催の「Interop Tokyo 2012」にてデモ展示を予定。また、今後本格化するIPv6への移行とIPv4の継続利用を支える日本発の技術として、広くインターネットコミュニティーに貢献すべく、IETF(The Internet Engineering Task Force)にて標準化提案も行なっているという。

■関連サイト

カテゴリートップへ

ピックアップ