増殖続けるなめこグッズ 「なめこポーチ」に「キティなめこ」
人気の大きな理由は、なめこのヌメッと愛らしいキャラクター性だ。
「このままいくとどうなんだろうなと思った時期もあったが、まだまだなめこのキャラクターの力は伸ばしていけると確信している」とはビーワークス取締役社長・金子健一さん。
なめこグッズは現在約100種類。今年2月登場のガシャポンは即完売し、老舗フィギュアメーカー海洋堂からもオファーが来ているとのこと。営業担当者イチオシは8月上旬発売の「なめこポーチ」だそうで、持ち手がヌルッとしているわけではないだろうが気になる。
快進撃はとどまることなく、他企業とのタイアップやコラボレーションも増えていく。
東京駅地下のキャラクターストリートに「東京なめこ市場」というキャラクターショップを2週間限定で出店(6月19日~7月2日)。同時期にローソンやキリンビバレッジとタイアップしたキャンペーンを実施し、レモンティーやミルクティーの色になったなめこがお店をにぎわせる(豪華「リアル黄金なめこ」が当たるキャンペーン、7月3日~7月16日開催)。
さらにサンリオと組み、なめことハローキティとのコラボグッズを展開する予定もある。キティがなめこキャップをかぶっているくらいだろうと思ったら本当にキティなめこで、「生えるキティ」のビジュアルは何とも言えず、なめこの増殖力を感じさせられる。