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「iPhonePEOPLE 2012年7月号」は「メール/メッセージ完全攻略」特集

「このMacを買え!」―MacPeople編集長が大胆予想!!

2012年06月11日 23時00分更新

文● 広田稔(kawauso3)、語り●吉田博英(MacPeople編集長)

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OSのメジャーアップデート前+2世代目CPU=買い!!

吉田 そうしたWWDCもあって、ちょうど今がマシンを買い換えるのにピッタリな時期なので、特集1でアンケートをやったんです。

 俺の持論でいえば、仕事用のマシンは、OSがメジャーアップデートする前の最新機種が「買い」。いわば“枯れている”世代で、今でいえばLionの一番最後のマシンがいい。というのも、いきなりMountain Lionにしても、セキュリティ系をはじめ、仕事に使うソフトがすぐに対応できないし、未知のトラブルに遭遇する可能性もあるしね。Lion最後のマシンなら、OS X Mountain Lionも難なく動くし、おそらくその次もそこそこ快適に使えるはず。

特集1「Macの買い方つき合い方」では、どんなタイミングが買い時なのかも解説している

 あとは、今後新製品を購入するなら、インテルの「Ivy Bridge」ベースの新CPU搭載機ですね。これも俺の持論ですが、CPUはマイクロアーキテクチャ(中身の構造)が同じ2世代目を買ったほうがより安定する。前回は、「Nehalem」から「Sandy Bridge」に変わりましたが、アーキテクチャの変更ではチャレンジングな部分もいろいろある。それより、プロセスルールを32nmから22nmに微細化しただけのIvy Bridgeのほうが安定する。

開発コードネーム“Ivy Bridge”こと第3世代Core iシリーズ

 OSのメジャーバージョンアップ直前、プラス2世代目アーキテクチャのCPUということで、最新マシンを買う条件が重なってる時期なんですよ。だから特集1でも、「Macのベストな買い時、買い替え時は?」や「デスクトップのここがいい!」、「ノートマシンのここがいい!」といった、買い替えを意識した質問をヘビーユーザー100人にぶつけています。

「次期モデルを買うとしたら?」というページも要チェック

大画面のiMac+9.7インチの「iPad」の
組み合わせはバランスがいい!?

── 新機種が発表されたあとに、値下がりした旧モデルをゲットするというのもアリ?

吉田 そうですね。この特集を見て、読者の皆さんにも自分なりの買い方を考えてほしいです。俺もiPadを使うようになってから、自宅のマシンをMacBook ProからiMacに戻した。

── iMacは27インチですか?

吉田 21.5インチ。24インチiMacから15インチMacBook Proに乗り換えて、21.5インチに戻した。9.7インチのiPadがあると、家の中でも15インチのMacBook Proを持って歩かなくなったんだよね。結局、据え置きでノートマシンを使うんだったら意味がないし、あとはソファーで膝の上におくと熱いし。寝ながら両手で持つのがツラいのもあって、持ち歩くのはもっぱら9.7インチのiPadになってしまった。

写真は21.5インチiMac。9.7インチのiPadと相性がいい?

── とはいえ、日本ではノートの人気が高い。

吉田 でも実は、今のiMacは、コストパフォーマンスがめちゃくちゃいい。その意味では、これまでノートを買っていた人も、特集を読んだら「私はデスクトップのほうがいい」と考えが変わるかも。四六時中Macを使い倒しているという人の意見が並んでいるのですごく参考になります。

“お買い得”度で考えると、iMacのコストパフォーマンスの高さに驚かされる

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