思い立ったらすぐ使える、快適起動!
まずは基本性能をチェックしていこう。BTOで選択できるストレージは、HDD 500GB、SSD 256GBの2種類。また、HDDの場合ストレージは「インテル・スマート・レスポンス・テクノロジー」(以下、ISRT)に対応。32GBのキャッシュ用SSDを搭載しているため、起動はもちろんのこと、ディスクアクセス全般が高速化している。
編集部で起動時間を調べたところ、OS起動時間は、ISRT有効時に25.3秒、無効時には44秒だった。また、1時間スリープさせた状態で復帰させたところ、ISRT有効時は1.8秒、無効時には6.6秒だった。
OSの起動時間を検証 | ||
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計測内容 | ISRT有効 | ISRT無効 |
電源オフの状態 から起動 |
25.3秒 | 44秒 |
スリープ復帰 | 1.8秒 | 6.6秒 |
快適性は、スペックよりもレスポンスから生まれてくる!
自宅で使うユーザーだったら、自室からリビングへの移動だったり、ビジネスマンなら会議室から自分のデスクへ戻る際のわずか数十秒でマシンがサスペンドから復帰する。また、起動の快適さはながら作業を効率化してくれる。
スリムかつ軽量で、家庭内モバイルに使いたい!
ボディーは光学ドライブ搭載ながら、厚さ21mm(最薄部20.7mm)、重量は約1.87kgと、スリムで軽量。同じく光学ドライブを積んだホームノートの大半のモデルが、厚さは30mm前後で重量は2kg台後半から3kg程度であることを考えると、圧倒的にコンパクトだ。
また、外観はフラットな形状で角が丸みを帯びているので、バッグなどへの収納も楽チン。アルミ素材を使った天板やパームレストにはヘアライン加工が、背面にはラバー加工が施されていて、スタイリッシュなデザインと使い勝手の良さを両立させた。なお、天板カラーはシルバーとレッドから選べる(レッドモデルは今後提供予定。発売時期は未定)。