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買い替えにも、1台目のマシンとしても最適

「Inspiron 14z」がノートPCの新スタンダードになる5つの理由

2012年06月19日 11時00分更新

文● 真島 颯一郎 写真●神田 喜和 提供●デル

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思い立ったらすぐ使える、快適起動!

 まずは基本性能をチェックしていこう。BTOで選択できるストレージは、HDD 500GB、SSD 256GBの2種類。また、HDDの場合ストレージは「インテル・スマート・レスポンス・テクノロジー」(以下、ISRT)に対応。32GBのキャッシュ用SSDを搭載しているため、起動はもちろんのこと、ディスクアクセス全般が高速化している。

 編集部で起動時間を調べたところ、OS起動時間は、ISRT有効時に25.3秒、無効時には44秒だった。また、1時間スリープさせた状態で復帰させたところ、ISRT有効時は1.8秒、無効時には6.6秒だった。

OSの起動時間を検証
計測内容 ISRT有効 ISRT無効
電源オフの状態
から起動
25.3秒 44秒
スリープ復帰 1.8秒 6.6秒

快適性は、スペックよりもレスポンスから生まれてくる!

 自宅で使うユーザーだったら、自室からリビングへの移動だったり、ビジネスマンなら会議室から自分のデスクへ戻る際のわずか数十秒でマシンがサスペンドから復帰する。また、起動の快適さはながら作業を効率化してくれる。

起動が速く、動作のレスポンスも良好なので、気になることがあったら電話中でもすぐ確認できる。紙の気軽さをPCで実現しているのだ

スリムかつ軽量で、家庭内モバイルに使いたい!

 ボディーは光学ドライブ搭載ながら、厚さ21mm(最薄部20.7mm)、重量は約1.87kgと、スリムで軽量。同じく光学ドライブを積んだホームノートの大半のモデルが、厚さは30mm前後で重量は2kg台後半から3kg程度であることを考えると、圧倒的にコンパクトだ。

 また、外観はフラットな形状で角が丸みを帯びているので、バッグなどへの収納も楽チン。アルミ素材を使った天板やパームレストにはヘアライン加工が、背面にはラバー加工が施されていて、スタイリッシュなデザインと使い勝手の良さを両立させた。なお、天板カラーはシルバーとレッドから選べる(レッドモデルは今後提供予定。発売時期は未定)。

ノートなのにデスク据え置き……なにかおかしくない?

 ノートPCを、有線LANに繋いでパソコンデスクに備え付け……。省スペース性からデスクトップPCの代替としてノートPCを選び、こうした使い方をするユーザーはかなり多い。そういった現状を見越して、机上でACアダプターに接続したままで使うことを想定して、これまでは、バッテリー駆動時間が短く、持ち運ぶには重いホームノートをばかりだった。

 14型ワイドという画面サイズながらスペックが高いうえに軽量化も図られている本製品では、もっと積極的にあらゆるシーンで使いたい。

本体の軽さとバッテリー駆動時間の長さが、PCを電源コードの呪縛から解き放ちどこでも使えるようにしてくれる。無線LANも導入すれば、家庭内のどこへでも持ち込んで家族で楽しむことだってできるのだ

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