日本未発売が残念!
サムスンのUltrabookはかなり薄い
日本市場には投入されていないため「知る人ぞ知る」的な存在だが、サムスン電子のUltrabookは、上質なデザインを備えた高級感あふれる製品がラインナップされている。サムスンはCOMPUTEXに自社ブースを出展し、開発中の製品も含む多くのノートパソコンを披露していた。
インテルの講演でも披露された「Series 5 Ultra Convertible」は、タッチパネル搭載のディスプレー部分が本体裏側まで360度回転するという、特殊なヒンジ機構を備えたUltrabookである。斜めに開いてフォトスタンド風(サムスンはテントと呼称)に設置したり、ピュアタブレット風の使い方も可能だ。ボディーもかなり薄く見えるようにデザインされている。
サムスンのUltrabookでは、「Series 9 15”」と呼ばれる製品も注目だ。名前にあるように15インチ級のディスプレーを搭載するUltrabookだが、厚みはなんと14.9mm、重さも1.65kgと、薄型軽量化を特異とする日本メーカー顔負けの薄さと軽さを誇る。画面解像度も1600×900ドットと広めだ。
どちらも日本で販売されていないのが残念だ。Windows 8に合わせて日本投入……なんてことを期待したい。
インテルブースで見かけたThinkPadのWindows 8タブレット
レノボはCOMPUTEXに出展していないのだが、インテルブースにはThinkPadのロゴマークが付いた、10インチ級のタブレットが出展されていた。既存のThinkPad Tabletは、Androidが動作するTegra 2搭載タブレットだが、こちらはインテルCPUを搭載する新製品だ。
展示されていたのはあくまで試作機で、ディスプレー下部のWindowsマークのボタンも機能しないそうだが、レノボがx86系列でもWindows 8の投入を予定しているのが明らかになっただけでも注目だろう。
この連載の記事
-
第24回
ビデオカード
ASUSTeK、「GTX 680」2基のハイエンド「MARS III」を展示 -
第23回
ケース
InWinの11枚アルミパネルのファンレスPCケース、発売予定もアリ? -
第22回
PC
離陸の兆しが見えるWindows RT、姿の見えないスマートテレビ -
第21回
PCパーツ
OCZ、ランダムアクセス63万IOPSのPCI-E型SSDなどを展示 -
第20回
ビデオカード
これを発売するのかっ! GeForce GTX 680のファンレスモデルを発見 -
第19回
PC
スケジュールの見えたWindows 8とパートナー企業の取り込み -
第18回
PCパーツ
ZALMANブースで発見した近日発売予定の新型クーラー2機種をチェック -
第16回
ケース
3.5インチHDDを20台搭載可能なPCケースもあったLian Liブース -
第15回
ケース
Antec、「P280」のカラバリモデルを展示 -
第14回
PCパーツ
シリアル入り深紅ケース採用の限定版SSD「NINJA」を予告したPLEXTOR - この連載の一覧へ