節電は照明器具から
大谷 ちょっと調べてみたんですが、パナソニックが発表した節電白書(関連サイト)ってのがありまして、「節電への取り組みを積極的にできる家電」って項目で、1位が照明器、2位がエアコン、3位がテレビなんですよね。
盛田 1位は照明なんですね。
大谷 具体的な節電の取り組みだと、照明に関しては、3位は「リビングなど家族が一部屋で過ごす時間を多くする」。2位は「照明の明るさを控えめにする」、1位は「無駄な照明はこまめに消す」。
後藤 照明器具ってLEDに替えるとかなり効果があるんですよね。
村山 1年間で電気代が約2000円下がるらしいですよ。
小林 でも1年間で2000円だからなぁ。無駄な飲み食いしなければいいだけじゃないかって。
大谷 その2000円を無駄な飲み食いに回せるってことですよ。ちなみにLED電球って値段はどうなの?
小林 発売当初に比べて結構安くなりましたよね。
金子 電球タイプだと1000円台くらいからありますね。
大谷 LEDっていうとあまり交換しないでいいっていうのがいいですね。
小林 どっちかって言うとメリットはそっちかも。
村山 いつの間にか切れてるっていうのがない。
小林 お年寄りとかにいいですね。
大谷 今LEDってどこらへんが主流なんですか? 国産メーカーが強いんですか?
小林 パナソニック、東芝、シャープなどかな。
大谷 シャープがさくら色のやつを出してますね。
LDA7L-G(パナソニック)
パナソニックのLED照明エバーレッズの一般電球全方向タイプ。白熱電球とほぼ同じ約300度の配光角で明るさは白熱電球30W系相当。定格消費電力7.2W、定格寿命40000時間、口金26E、光色は電球色。
■Amazon.co.jpで購入
LDA8L-G(東芝)
東芝のE-CORE (イー・コア) LED電球シリーズの小型電球タイプ。白熱電球や電球形蛍光ランプに近い光の広がりとなっており、明るさは白熱電球40W形相当。定格消費電力7.7W、口金E26、定格寿命40000時間。光色は電球色。
■Amazon.co.jpで購入
DL-C504V(シャープ)
癒しと安眠効果があるとされているシャープさくら色LED照明の12畳タイプ。さくら色の照明は八重桜とソメイヨシノの2パターンあり、それ以外にも暖色系から寒色系まで10種類の色と常夜灯のモードがある。また各色で明るさを10段階で調整できる。消費電力は75W。
■Amazon.co.jpで購入
大谷 国産とそうじゃないのは差があるんですかね。
林 スペック的に言うと色味と反射材の作りが違う。
金子 白熱電球と同じだと思って取り替えてみたら、照射範囲が全然違うとかありましたね。スポットライトみたいになっちゃったり。
林 地味に明るさも変わってます。年々ちょっと明るくなってます。
金子 品質が上がってるってことですね。
盛田 この人感センサー内蔵っていうのはけっこう気になりますね。スイッチのオンオフこまめにするっていうのはセンサーがやってくれれば別にいいじゃん、って感じがするので。1800円くらいで確か買えるんですよ。
小林 へぇー安い。
LDA6N-H-S(アイリスオーヤマ)
LED電球エコクルスの人感センサー付きタイプ。人に反応して自動で点灯し、離れると約5分後に消灯する(感知中は常時点灯)。また周囲の明るさが100~150ルクス以上の時は点灯しない。消費電力6.0W、待機電力0.6W、定格寿命40000時間、E26口金。
■Amazon.co.jpで購入
盛田 だからこれが普通に使えたら、トイレとかそれでいいなって思ってて。家帰って電気つけっぱなしだったときの絶望感ってけっこう大きいので。
金子 これが広まると5年後、10年後は電気を消すっていう習慣を身につけない人が増えるんでしょうかね。
大谷 そう言われてみると、人感センサーのトイレとかあるのは、新しいビルとか新しいホテルなんですよ。古いところ行くと、「おいおい、電気手動でつけるのかよ」ってなる。手洗うときに、水出るまで手かざしちゃう、みたいな。
後藤 どんどん人間がめんどくさがりになっていく(笑)。
小林 人感センサーってソケット側についてるの?
金子 電球側についてるから、既存のソケットに差しこむだけで自動になるんですよ。
大谷 それかなりいいね。電気つけっぱなしの娘はかみさんに怒られないようになるかも。
この連載の記事
-
第8回
デジタル
クラウド、NAS、HDD! マイビッグデータ時代をこう乗り切れ! -
第7回
デジタル
フルHD&IPSは必須! ディスプレーはこの5製品から選べ! -
第6回
デジタル
夏休みはこれで遊べ! 編集部が選んだ夏ホビーグッズ -
第5回
デジタル
この夏に大画面&薄型テレビを買うなら、この6製品から選べ! -
第4回
デジタル
熱帯夜はこれで乗り切れ! ASCII.jp編集部が選ぶ快適グッズ -
第3回
デジタル
録画マニアならレコーダーは、この5製品から選べ! -
第1回
デジタル
1万円+αの予算でSSDを買うなら、この5製品から選べ! -
デジタル
ASCII.jp編集部が夏のお買い物を完全サポート! - この連載の一覧へ