充実したインターフェイスと打鍵感に優れたキーボードを装備
デスクトップに比べて拡張性に限りがあるノートパソコンでは、搭載するインターフェイスが充実しているかどうかも気になるポイント。Endeavor NJ5700Eの場合、本体にUSB2.0とUSB3.0をそれぞれ2ポートずつ搭載しており、複数の周辺機器を同時に接続して使う場合でも余裕があるのがうれしい。また、デジタルカメラの画像取り込みなどに便利な3in1メモリーカードスロットも標準で搭載している。このほか映像出力端子もHDMIとD-subの2種類が用意されており、プレゼンなどでプロジェクターにつないで使う機会が多い人でも安心だ。
光学ドライブはDVD-ROMとDVDスーパーマルチ、BDXL対応BDドライブなどから選択できる。今回試用したモデルにはBDドライブが搭載されていたが、液晶がフルHDであることもあってBDビデオの鑑賞も快適に楽しめた。ちなみに液晶ディスプレイは非光沢タイプで、照明や外光の映り込みが非常に少ない。光源が多いオフィス内や、日中の屋外で使用する場合も作業に集中しやすいのはありがたい。
キーボードは、数字の入力がしやすいテンキーが独立して搭載されているタイプ。キーピッチが19.0mm確保されているのに加えてキーストロークも2.5mmと適度な深さがあり、打鍵感はかなりよい。キーのぐらつきやキーボード面のたわみもほとんどなく、長文の入力も快適に行なえる。法人からも高く評価されているエプソンダイレクトらしい質実剛健な造りだ。