ソニーは、「VAIO S」シリーズの13.3型ノートモデル新製品を発表した。ラインナップは、VAIOオーナーメードモデルのみの「VAIO Sシリーズ13P」(SVS13A1AJ、以下VAIO S 13P)、店頭モデルの「VAIO Sシリーズ13」(「SVS13119GJB」「SVS13118FJB・S・P」、以下VAIO S 13)。発売は6月9日予定。VAIO S 13Pの直販価格は11万9800円から。VAIO S 13の価格はオープンプライスで、店頭想定価格はそれぞれ約15万円と約13万円。
VAIO S 13Pのラインナップは、仕様をカスタム化可能なVAIO・OWNER・MADEモデル「SVS13A1AJ」のみ。VAIO S 13は、Core i7-3520M(2.9GHz)採用の上位モデル「SVS13119GJB」、Core i5-3210M(2.5GHz)採用の下位モデル「SVS13118FJB・S・P」となっている。インターフェースを手軽に増設できるHDD内蔵ポートリプリケーター「VGP-PRS30」も用意された(価格1万9800円)。
夏モデルでは、2種類のグラフィックス機能を切り替えられる「パフォーマンス・スイッチ」が強化され、CPU内蔵のみ搭載時も「SPEED」モードが利用できるようになった。SPEEDに変更すると、「OS Plan」がハイパフォーマンス、「ファンコントロール」がバランスの状態となる。
また、シリーズ共通でスロットインタイプの光学式ドライブを内蔵。ボトム部分がフラット化したことで本体剛性が強化された。HDDプロテクション機能も第4世代となり、傾きセンサーによる衝撃回避が可能だ。
このほか、スタンバイ機能「Rapid Wake + Eco」を採用し、液晶を開けるとすぐに作業を再開可能。ソニー独自のデータ保護ソリューションにより、液晶を閉じた直後に作業状態をキャッシュとして保存するため、電源が落ちてしまってもデータが失われることはない。
