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サムスンがiTunes対抗の音楽サービスを英国でスタート!

2012年05月30日 20時30分更新

文● ASCII.jp編集部

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 Samsungは5月29日、ロンドンで開催中の「Open Mobile Summit 2012 London」で音楽サービス「Samsung Music Hub」を発表した。イギリスで同日発売の「GALAXY S III」のローンチに合わせたもので、同社のメディアソリューションでメディアサービスチーム上級副社長を務めるTae-Jin Kang氏は「Music Hubこそ音楽サービスの将来だ」と述べ、コンテンツへのフォーカスを明確に示した。

Music Hubホーム画面。1900万曲の音楽カタログにアクセスできるとのこと

 Music Hubは、Samsungが今月初めに買収発表したモバイルメディア企業、mSpotの技術を土台に再設計したものだ。SamsungとmSpotは買収前からMusic Hubの開発を続けてきたという。mSpotのクラウド音楽ロッカーサービスに加え、音楽ストア、ストリーミング、パーソナライズラジオなどの機能を揃えた。音楽カタログでは7digitalと提携、7digital内の1900万曲のカタログにアクセスできる。

 クラウド音楽ロッカーサービスは「Scan & Match」技術によりアップロード時間を短縮し、高品質の再生を実現するという。音楽カタログやストリーミングの履歴から好みを分析して新しい楽曲、アーティスト、ラジオを提案するレコメンデーション機能もある。PCとの連携も可能で、PC上のさまざまな音楽管理ソフトウェアをサポート、ライブラリをスキャンしてMusic Hubにないものは自動的にアップロードしていつでもどこでもアクセスできるという。

 「好きなアーティストの楽曲を購入する、ランダムに自分のテイストにあうラジオを聴く、新しい音楽をカタログから発見するなど、さまざまな音楽サービスがあるが、すべてを揃えており、かつこれほど簡単に利用できるものはない」とKang氏は述べ、包括性を強調した。

Samsungのメディアサービスチーム上級副社長、Tae-Jin Kang氏

 Spotify、Pandoraなどすでに人気の音楽サービスをリプレースするものと位置づけており、「すべてのユーザーがターゲットだ。ストリーミング、ラジオ、さまざまなことが1ヵ所でできる。しかも競争力のある料金だ。GALAXY S IIIのユーザーはわれわれの音楽サービスを利用すると期待している」と意気込んだ。

Music Hubの再生画面

 Kang氏はまたモバイル向けに最適化した点を強調した。例えば、「スマートキャッシュ」として、最近ストリーミング再生した楽曲を端末側に一時的に保存することで、オフライン再生や次回ストリーミング時に高速にアクセスできるという。

 Music HubはサービスはまずはGALAXY S III向けとなり、イギリス、フランスなどでローンチする。その後、端末側の発売に合わせてアメリカや日本などグローバルに展開する計画だ。料金は月額9.99ユーロ(英国は9.99ポンド)。

 Kang氏が所属するメディアソリューションは、コンテンツやサービス強化を目的にSamsungが4年前に立ち上げた事業部となる。Kang氏はSamsungが企業としてコンテンツとサービスへ大きくフォーカスしている点を強調、今後も社内開発、提携、買収により加速していくとした。

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