薄い軽い美しい! “小さな大画面”のUltrabook「XPS 13」 第2回
余裕の7時間駆動! Ultrabook「XPS 13」のバッテリーをテスト (2/3)
2012年05月30日 11時00分更新
バッテリーの劣化を防ぐ
「バッテリーメーター」に注目
XPS 13は、11型ワイドサイズ(幅316×奥行き205mm)のボディに13.3型ワイド液晶を備え、最薄部で6mmの圧倒的な薄さを実現。液晶ディスプレーの表面にはキズに強いGorillaガラス(ゴリラガラス)、本体の素材にアルミやカーボンファイバーを採用するなど耐久性にも優れており、モバイルノートとして高い完成度を備えている点が大きな魅力だ。バッテリーに関しても同様で、交換こそできないものの標準で6セルタイプを内蔵と大容量を誇る。スペック上では最大8時間53分(スタンダードモデル)と1日持ち歩いても安心の長時間駆動となっている。
また一般に、バッテリーは満充電が続くと劣化するとされており、バッテリー駆動時にはACアダプターを外しておきたい人もいるだろう。XPS 13はその点も心配無用で、頻繁な充電による劣化からバッテリーを保護するソフト「バッテリーメーター」が導入されている。このソフトでは、バッテリーの健康状態もチェックできて便利だ。また、ユニークな機能として、XPS 13左側面の小さなボタンがある。このボタンを押すと、バッテリー残量が左側面にあるLEDで表示される。
ベンチマークソフト「BBench」で
最大約7時間34分の駆動時間を確認!
ここからは、定番のバッテリーベンチマークソフト「BBench」を使って、実際のバッテリー駆動時間をチェックしていきたい。ここで使用したのは、スペック上のバッテリー駆動時間が最大8時間11分となるプラチナモデル。スペックはCore i7-2637M、256GBのSSDだ。ちなみに、スタンダードモデルのスペックはCore i5-2467Mと128GBのSSDで、プレミアムがCore i5-2467Mと256GBのSSDだ。
測定は、デフォルトで用意されている電源プラン「Dell」に設定、無線LANを有効にした状態で行なった。結果は約6時間6分で、十分な長時間駆動といるだろう。
また、電源プランを「省電力」に設定して同じ条件で測定した場合は、約7時間34分まで駆動時間が延びた。長時間の移動など、バッテリーを節約して使いたい場合は「省電力」に設定するとさらに安心だ。
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