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エントリーワークステーション「ThinkStation E31」も登場

Xeon E3-1200 v2搭載のWS「ThinkStation E31 SFF」

2012年05月30日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 5月29日、レノボ・ジャパンはXeon E3-1200 v2ファミリ対応のワークステーション「ThinkStation E31」と「ThinkStation E31 SFF」を発表した。

エントリークラスのワークステーション「ThinkStation E31」

 ThinkStation E31はエントリークラスのワークステーションで、2D CADやデジタルコンテンツ制作、電子カルテや画像診断などを利用する医療業務など、高度な処理能力と描画性能を必要とするユーザーに最適なモデル。最大メモリは32GB(8GB×4)で、HDDは2台搭載可能。高性能グラフィックス「NVIDIA Quadroシリーズ」の搭載や信頼性の高いRAIDシステム構築、マルチディスプレイ環境などに対応。高い耐久性と信頼性を実現しつつも用途に応じた機能拡張性を確保し、初期導入コストを抑えることが可能だという。価格は8万5050円(税込)から。

省スペースワークステーション「ThinkStation E31 SFF」

 一方のThinkStation E31 SFFは、日本のユーザーからの省スペースの要望に応えるため開発・製品化をした、11L筐体サイズのコンパクトモデル。NVIDIA Quadro 600の搭載が可能なほか、各種ドライブの追加にも対応することで、十分な拡張性を備える。さらに、防振ゴムをはじめとする振動対策や、ノイズへの対策を施すことで、優れた静音性と耐久性を実現。強力な処理能力とグラフィック性能を発揮し、設計業務や医療業務に最適だという。価格は、10万6050円(税込)からだ。

 両製品とも、5Gbpsの高速データ転送が可能なUSB3.0や6GbpsのSATA3.0を搭載。稼働確認OSは、Windows 7 SP1/XP Professional、Red Hat Enterprise Linux 6.2、そしてPC DOSだ。

 また、流体工学を駆使して設計されたエアフローと高度な排熱設計を採用。CPUや各種ドライブの熱を素早く排出するクーリングテクノロジーにより、CPUに高い負がかかる時も安定した性能を発揮する。同時に、アイドル時でわずか24dbと人のささやき声よりも静かな優れた静音性を実現し、快適な業務環境を提供するとしている。

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