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富士見iPhoneクラブ 第25回

ラーメン二郎、天下一品の苦労が分かる(?)iPhoneアプリ

2012年05月30日 12時00分更新

文● 富士見iPhoneクラブ製作委員会(編集担当:じまP)

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富士見iPhoneクラブのメンバーが、自分がお気に入りのiPhoneアプリを紹介する本連載。ゆるふわ&腹黒なメンバーが、毎回役立つ(?)アプリをピックアップしていくぞ。

俺のラーメン食ってみろ! App
価格無料 作者alchemister
バージョン1.1 ファイル容量11.5 MB
カテゴリーゲーム ユーザーの評価(4.0)
対応デバイスiPad Wi-Fi+3G / iPad 2 Wi-Fi / iPhone 4 / iPod touch (3rd Gen) / iPad Wi-Fi / iPhone 3GS / iPad 2 Wi-Fi+3G / iPod touch (4th Gen) 対応OSiOS 4.0以降

湯切り、スープ、背脂、ニンニク!

ラーメン作りの難しさをゲームにした「俺のラーメン食ってみろ!」

 都庁前から神楽坂、そして富士見へと屋号を変えた我々iPhoneクラブ(関連記事)。これにて心機一転! といってもやることは今までと変わらないのだが、「屋号を変えるってラーメン屋じゃねーんだから」という声がメンバーから出た。そんなわけで(やや強引だが)、今回はラーメン屋店舗の営業を仮想体験できるゲームアプリを紹介したい。その名も「俺のラーメン食ってみろ!」。お客さんの要望に合わせて、ラーメンやサイドメニューをフリック操作で調理し、テンポ良く提供していくのだ。

 画面左から「ラーメン」や「ビール」といった注文が入るので、それをタップすると調理画面になる。一番やることの多い「ラーメン」から説明しよう。

 麺を鍋の中にフリックで入れ、10秒待ったらフリックで取り出す。すると左の「ラーメン」のアイコンが「ゆで」を示す鍋から、「ザル」に変わる。これを再度タップし、iPhoneを3回振って湯切りする。アイコンが「どんぶり」になったら、さらにタップ。おたまを左にスライドすればスープが注がれラーメンが完成する……のだが、ここが本ゲーム最大の難関。油断すると、すぐあふれてしまうので慎重に操作したい。

 「ニンニク」や「背脂」などのトッピングを頼まれた場合も同じくアイコンをタップし、注文に応じて追加の操作をする。ちなみに麺をゆでている間には、画面右上に「他の料理へ」というアイコンが表示されている。実際のお店さながら、ゆで時間に他の工程をこなすのが要領よく注文を消化するコツだ。

基本のラーメン作りは、麺をゆで、湯切りし、スープを注げば完成。一度に複数の注文が来ていても、同じメニューなら1回で全ての注文に応えたと見なされる。工程ごとにやることの説明が表示されているので、あせらず確実にこなすのがポイント

チャーシュー、背脂、ニンニクなど、ラーメンによっては追加のトッピングをすることも。これは個別にやらなくてはならないので、ていねいにやろう


店主たるもの不測の事態にも冷静に対応だ!

 また、サイドメニューも提供しなくてはならない。「ビール」は画面右側のレバーを下げるとビールが、上げると泡が出る。ビールと泡は「7:3」の割合を目指そう。「チャーハン」は肉やネギをフリックで切り、iPhoneを振って炒める。メニューの提供が終われば、お客の評価の声とともに画面右下の売上が増える。なお、同じタイミングで同一メニューの注文なら、1回ですべての調理をしたと見なされるので、それぞれ別に作る必要はない。

 ただ、ときには「食中毒」や「国税局」など、とんでもない事態になることも。これらも注文と同じく左側にアイコンが出るので、タップして問題を解決する。「食中毒」なら、画面を拭いてバイキンを掃除する。「国税局」は粉飾決算がバレたというすさまじい事態になっているので、帳簿を再計算するという体で2ケタの筆算をやらなくてはならない。決して難しくはないのだが、とにかく時間との勝負なので間違えないよう注意が必要だ。

ビールやチャーハンのサイドメニューも素早く提供しなければならない。特にビールは一旦指を話すと注ぎ終わったと見なされるので、下にスライドして、そのまま上にスライドする。慣れるまではちょっと難しいかも

「食中毒」が出たらバイキンを拭き取り、「国税局」が来たら2桁の筆算を行なう。特に後者は急いでいると間違えやすいので注意

 遊べるモードは3分間の営業時間で売上高を競う「三分間営業モード」、とにかく売上10万円を目指す「稼げ十萬円モード」の2つがある。後者は時間がかかり過ぎないようにするためか、ラーメン1杯が2000円以上もすることもままあるが、ツッコむのはヤボというもの。なお、「遊び方&情報」でチュートリアルを見ることもできる。

 このゲームの特徴は、とにかく作業量が多いこと。ラーメン屋の再現なので当たり前なのだが、ラーメンを作るにも、麺をゆで、湯切りし、スープを入れなければならないし、追加でトッピングすることもある。さらにはチャーハンやビールも提供しなければならないのだから、実に大変なのだ。ただし、その分やりごたえは十分。集中力は必要だが、時間的には数分程度で終わるので、ちょっとした気分転換にも持ってこいだ。

営業が終われば評価が出る。高売上・高評価を目指そう


このアプリをオススメする覆面:じまPさん

飲食店で働いたことがある人ならわかる、あの忙しさがアプリで完全再現されています。このゲームをプレイすれば、ラーメン屋でちょっと待たされることがあっても許せる寛大な気持ちが生まれる……かもしれません。

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