カメラに技あり!
アウトカメラは800万画素と、決して超高画質ではないが、そのぶん使い勝手がいい。起動はわずか0.7秒。オートフォーカスも0.2秒と速く、撮りたいと思った瞬間にサッと撮れる。
追加アプリをインストールしなくても、じゅうぶん楽しめる点も見逃せない。一眼レフ風やトイカメラ風など、計15種類のフィルターが搭載され、味わい深い画像を撮影できる。うち6種類は動画にも利用可能だ。
動画撮影も実用的。スローモーション撮影でゴルフのスイングなどをチェックできるほか、動画撮影中にワンタッチで静止画を保存できて便利だ。同機能は動画撮影中でも、撮影後でもオーケー。「とりあえず動画を撮り、あとでじっくりベストショットを画像に保存する」という使い方にも応えてくれる。ただしこの場合、静止画の画素数は500万画素に落ちてしまうが、1度しかないチャンスで撮影ミスをするよりはいいだろう。
実は、フロントカメラによる顔認証機能も搭載。これを使えば画面に触れずに画面ロックを解除できる。
完成度の高さで選ぶならコレ!
今回感じたのは、さすがAndroidスマホの先駆者的存在であるHTC社製端末。完成度の高さは、他社スマホを大きくリードしているということ。国内向け機能満載だが、国際ローミングはCDMAとGSMのほかUMTSにも対応。世界各地で幅広く利用できる点も抜かりない。とても使い勝手がよく、プラスαを持つスマホならこれで決まりだ。
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