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このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第21回

HTCの本気モード全開スマホ「HTC J」は物欲を刺激する

2012年05月30日 12時00分更新

文● ヤシマノブユキ

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カメラに技あり!

 アウトカメラは800万画素と、決して超高画質ではないが、そのぶん使い勝手がいい。起動はわずか0.7秒。オートフォーカスも0.2秒と速く、撮りたいと思った瞬間にサッと撮れる。

 追加アプリをインストールしなくても、じゅうぶん楽しめる点も見逃せない。一眼レフ風やトイカメラ風など、計15種類のフィルターが搭載され、味わい深い画像を撮影できる。うち6種類は動画にも利用可能だ。

右上ボタンでフィルターを切り替え、左側のスライダーで効果を微調整。カメラマークのないフィルターは動画でも利用できる

 動画撮影も実用的。スローモーション撮影でゴルフのスイングなどをチェックできるほか、動画撮影中にワンタッチで静止画を保存できて便利だ。同機能は動画撮影中でも、撮影後でもオーケー。「とりあえず動画を撮り、あとでじっくりベストショットを画像に保存する」という使い方にも応えてくれる。ただしこの場合、静止画の画素数は500万画素に落ちてしまうが、1度しかないチャンスで撮影ミスをするよりはいいだろう。

静止画保存は、動画撮影中でも、撮影後でもシャッターボタンを押すだけでできる

動画を再生中に画面右側のシャッターボタンを押せば、動画から写真を撮影できる。画素数は500万画素になるが、撮り逃しのリスクを考えると非常に便利

 実は、フロントカメラによる顔認証機能も搭載。これを使えば画面に触れずに画面ロックを解除できる。

設定→「セキュリティ」→「画面ロックの設定」→「顔認証ロック」で自分の顔を登録しよう

あとは自分の顔にフロントカメラをかざすだけで画面ロックを解除できる

完成度の高さで選ぶならコレ!

 今回感じたのは、さすがAndroidスマホの先駆者的存在であるHTC社製端末。完成度の高さは、他社スマホを大きくリードしているということ。国内向け機能満載だが、国際ローミングはCDMAとGSMのほかUMTSにも対応。世界各地で幅広く利用できる点も抜かりない。とても使い勝手がよく、プラスαを持つスマホならこれで決まりだ。

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