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JS3のCAソリューションにより、iPad環境でも二因子認証が可能に

「Gléas」がiPad版Citrix Receiver用証明書機能提供

2012年05月29日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 5月28日、JCCH・セキュリティ・ソリューション・システムズ(JS3)は、同社のプライベート認証局「プライベートCA Gléas」にシトリックスのiPad用仮想化クライアントソフト「Citrix Receiver for iPad」向け機能を搭載したと発表した。

プライベート認証局「プライベートCA Gléas」が「Citrix Receiver for iPad」のクライアント証明書機能に対応した

 Citrix Receiver for iPadは、アップルのApp Storeで無償提供するデスクトップ仮想化ソフト「Citrix XenDesktop」と、アプリケーション仮想化ソフト「Citrix XenApp」に対応したiPad用クライアントソフトウェアで、iPadを利用して社内のアプリケーションにアクセスが可能となる。

 今回発表の機能搭載とは、プライベートCA Gleasで、Citrix Receiver for iPadにクライアント証明書をセキュアにインポートすることが可能になるもの。これにより、クライアントとサーバー間で電子証明書を使った相互認証による安全かつ手軽な仮想デスクトップ環境を構築・運用できるようになったという。ユーザーは、今回のクライアント証明書によるデバイス認証にパスワード認証を組み合わせることで、仮想デスクトップ環境を利用できるiPad(デバイス)とユーザーを特定する二因子認証を実現できる。

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