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「北九州データセンター」が正式オープン

HP、自然災害リスクの少ない北九州に電力量課金の新DC

2012年05月25日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 5月24日、日本ヒューレット・パッカードは「北九州データセンター」を正式オープンし、災害対策サービスとして、「災害対策コンサルティングサービス」、「災害対策構築サービス」、「災害対策運用サービス」の提供を開始すると発表した。

   日本HPでは、これまでも東京のデータセンターで災害対策サービスを提供してきた。だが、災害発生リスクの低いエリアでの郊外型データセンターへのニーズが高まりつつあることから、4大都市圏(東京、大阪、名古屋、福岡)の中で自然災害のリスクがもっとも少ない安定したロケーションである北九州にデータセンターをオープンする。

 立地エリアは、地震発生率が低いことに加え、水害や土砂災害など周辺の自然災害のリスクが低い。さらに、北九州空港と福岡空港の2つの空港とJR、陸路からもアクセスできる利便性を備え、万が一の緊急保守の場合でも迅速に駆け付けることが可能だという。

 また本データセンターでは、高密度サーバーへの対応、データセンター国際基準「Tier III」相当の設備、モジュール型による柔軟な拡張性、広帯域ネットワーク環境への対応など、最先端のデータセンター設備を実装することで、次世代データセンターへのニーズに応える。また、北九州データセンターは、従来型データセンターの課金方式(スペース費用+電力費用の合算による固定料金)ではなく、電力量に応じた課金方式を採用している点も大きな特徴だ。消費電力に応じた課金とすることで、データセンター運用における電力コストの低減を実現する。

 また、北九州データセンターで提供する災害対策サービスは、以下の通りだ。

災害対策コンサルティングサービス

 設計から構築、運用、分析と復旧戦略まで、事業継続に必要なすべてのフェーズでコンサルティングを実施。個々のフェーズの要件に対応するサービスから事業継続のライフサイクルに沿って、包括的な事業継続管理をサポートする。

災害対策構築サービス

 災害対策用データセンターの構築に向けたサービスを実施。リモートミラーリング環境や遠隔地クラスタ環境、バックアップ環境、ローカルクラスタ環境の構築を支援する。

災害対策運用サービス

 災害対策用のデータセンターおよび運用サービス。通常時のシステム運用から切替え/切戻し運用までに対応し、BCPのドキュメント化も行なう。ユーザーのレベルに応じて最適な運用サービスを提案するほか、機密性の高いデータを暗号化して安全な場所で管理するデータ保管サービスも提供する。

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