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初歩から分かるBD活用講座 第8回

自分好みの機能を追加できるマルチメディア管理ツールNero Kwik Mediaを活用!

整理したファイルを速攻でブルーレイディスクに焼く技

2012年05月28日 11時00分更新

文● 二瓶 朗(グラムワークス)

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機能を追加して拡充していくNero Kwik Media

 そして本連載は、最終的にBDメディアへの書き込むことを目標としているが、このNero Kwik Mediaではどうかといえば……。

 Nero Kwik Mediaは、写真や動画を「データ」としてBDメディアに書き込む機能も基本的には標準搭載していない。それらの機能は「Nero Kwik Burn」という追加機能をダウンロードしてインストールすることでメディア書き込み機能が有効化される。

 こういった追加機能は、Nero Kwik Mediaの「マーケット」で選択してダウンロードすること可能だ。価格はさまざまで、Nero Kwik Burnの場合は通常価格は480円のところ、現在では無料でダウンロードすることができる。

 また、作成したスライドショーを、一般的なBDプレイヤーで再生できる「ムービー」としてオーサリングしたうえでBDメディアに書き込むには、「Nero Kwik HD Burn」(480円)が必要となる。

 他にも、Windows標準以外のコーデックが必要な動画の再生やDVD、BDコンテンツの再生には「Nero Kwik Blu-ray」(2980円)や、Android端末とのWi-Fi同期が可能になる「Kwik Mobile Sync」(480円)など、機能拡充の手段は多岐にわたっている。

追加できる機能は「マーケット」から一覧できる

追加機能の詳細。なお、マーケット利用にはユーザー登録が必要となる

 こういった機能をダウンロードして追加していくことで、Nero Kwik Mediaは単なるメディアマネージャーソフトから、さまざまなマルチメディアに対応した万能ツールへと機能を拡充していくことが可能となる。

 もちろん、一気に「Nero11」「Nero11 Platinum」といった、多機能な統合ソフトへアップグレードすることも可能だが、「マーケット」から必要な機能を少しずつ追加していって、最低限の出費で自分好みのマルチメディアツールを作り上げていくことができるのも、「Nero Kwik Media」の大きな特徴だ。

 既存のBDメディア作成ツールの機能が自分には過多すぎるのでは? と考えているような人にとっては、まずNero Kwik Mediaの基本機能で手持ちのメディアファイルを整理していきながら、どのようにBDメディアを作成していくかを検討しつつ、機能を追加していけばいいだろう。まずは無償ダウンロードしてNero Kwik Mediaの基本機能を使い倒してみてほしい。

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