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NECがビジネス向けデスクトップPC「Mate」およびノートPC「VersaPro」

バッテリ内蔵でピークシフト可能なデスクトップ「Mate タイプME」

2012年05月24日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 5月23日、NECはピークシフト機能を組み込んだ初のデスクトップPCなど、ビジネス向けデスクトップPC「Mate」およびノートPC「VersaPro」計11タイプ31モデルを発表した。

バッテリ搭載が可能なデスクトップPC「Mate タイプME」

 各モデルともOSは、Windows 7 Professional 32ビット with SP1 正規版もしくは、Windows 7 Professional 64ビット with SP1 正規版を搭載。CPUは、第3世代Core iプロセッサーに対応する(VersaPro タイプVHは第2世代)。

「Mate タイプME」に用意されるオプションの「バッテリ」

 ピークシフトが可能なデスクトップPCは、5モデルが販売される「Mate タイプME」。オプションで用意されるセカンドHDDベイ搭載型の「バッテリ」を選択することで、昼間の電力ピーク時にバッテリからの電源供給に切り替えて節電するピークシフトに対応する。このバッテリは約3.1時間の動作が可能で、電力需要が少ない夜間に充電する「夜間充電機能」によりさらなる節電に貢献。加えて、不意の停電時に自動的に休止状態へ移行してデータを保護する「停電時休止機能」も利用可能となる。

Mate タイプME のおもなスペック

 Mate タイプMEはvProに対応する第3世代Core i7を搭載。また、独自の処理でパソコンを終了し、次回の電源投入時の高速起動を実現する「クイックパワーオン機能」、高速起動・高速レスポンスを実現する「インテル スマート レスポンス テクノロジー」の排他利用が可能だ。

 「VersaPro タイプVD」は、15.6型ワイド液晶(1920×1080ドットもしくは1366×768ドット )を搭載するハイパフォーマンスノートPC。最大6.7時間の稼働が可能という、ピーク電力時間帯を乗り切れる大容量バッテリを用意。夜間充電機能にも対応する。

フルHD液晶も選択できるハイパフォーマンスノートPC「VersaPro タイプVD」

 また、ACアダプタからPCへの給電をカットし、PC未利用時の待機電力をゼロ(電力消費0.005W以下)にする「ゼロワットACアダプタ」を標準搭載し、PCを使っていない時の節電にも貢献。省エネ法2011年度達成基準に対し、達成率500%以上の「AAA」に適合するという。

VersaPro タイプVD のおもなスペック

 1モデルが提供される「VersaPro タイプVH」は13.3型ワイド液晶(1366×768ドット)、Core i7-2637M(1.70GHz、2コア/4スレッド)を搭載し、約1.88kgのモバイルノートPCだ。最大約13.1時間の大容量バッテリを標準搭載し、ピークシフト機能や夜間充電機能にも対応する。

テンキー付きキーボードを標準搭載するモバイルノートPC「VersaPro タイプVH」

 キーボードはテンキー付きタイプを標準搭載。天板表面には細かな傷を自然と復元するスクラッチリペアを採用しており、鞄に入れて持ち歩く際につきやすい擦り傷を回復でき、表面の美しさを長く保つことができるという。

VersaPro タイプVH のおもなスペック

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