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デスクトップ並みの快適さ、プレミアムUltrabook 「ENVY14」

2012年05月28日 11時00分更新

文● 日高 彰

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13型サイズのボディーに
最大解像度1600×900ドットの14型液晶ディスプレー

 これまでに登場したUltrabookは、13.3型の液晶ディスプレーを搭載する製品がほとんどだったが、それに対してENVY14-3000 SPECTREでは、1クラス上の14型液晶を採用しているのが特徴だ。画面の小さいノートPCで長時間作業を行なうとどうしても姿勢が前傾し首や肩の疲れにつながりやすいが、14型の大きさであれば丸1日のデスクワークにも十分対応できる。

「HP ENVY14-3000 SPECTRE」

 しかも、最大解像度が1600×900ドットと高精細である点も見逃せない。例えばTwitterやチャットのクライアントソフトを常時表示させておいても、ウェブページや文書ファイルを開くスペースを十分確保できるので、デスクトップPCと同じような使い方が可能だ。

 ディスプレーの大きさと持ち運びのしやすさは、相反する要素であるため、なかにはモバイルノートとして扱いやすいのかどうか、疑問に思う方もいるだろう。アスペクト比16:9の場合、13.3型ディスプレーの表示領域は約287×179mm、14型なら約302×189mmで、単純に比較すると約15mmの横幅アップにつながる。

 しかし、ENVY14-3000 SPECTREはディスプレーの額縁部を小さくしたことで、横幅は327mmの本体サイズを実現している。これは、ASUSの「ZENBOOK UX31E」(幅325mm)、エイサーの「Aprire S3」(幅323mm)、レノボの「IdeaPad U300s」(幅324mm)など、ほかの13.3型Ultrabookと比べても大差ない大きさであり、省スペースかつビジネスバッグなどに入れての持ち歩きにも困ることはない。

 ENVY14-3000 SPECTRE本体の厚さはカタログ表記で「最薄部約20mm」となっているが、ほとんどの部分は20mm内に収まっており、これより厚いのは2〜3mmのゴム足程度だ。最薄部と最厚部で厚みが大きく異なるノートPCは少なくないが、ENVY14-3000 SPECTREはフラットな形状のデザインを採用しており、見た目にも美しい。

本体前面。フラットな外観であることがよく分かる

本体底面。4つのゴム足以外は厚さ20mm以下に収まっている

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