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まかふぃーぶはじめました 第11回

まかふぃーぶ:イラストレーター・漫画家のPCセキュリティをチェック(前編)

漫画家の敵はウイルスではなく、ウイルスチェックだ!?

2012年06月13日 11時00分更新

文● まかふぃーぶ 漫画●木野陽

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「マカフィー オール アクセス 2012(5ユーザー版)」をオススメしている、ホカムラ部長の図。苦笑する木野さんの顔が見えるようだ

 さて、むらっちがお仕事をしてるなあという裏で、筆者とミハラさんはメガドライブで遊んでいた。だって、メガドラが本棚にあるだもん。生粋のメガドライバー同士が出会ったときは、対戦・協力プレイで親交を深めるのがルールだ。

むらっち 「じつはこのパッケージ、CD-ROMが入ってないんです。アクティベーションするためのURLとIDが記されたカードが一枚封入されているだけ。……そう、そのURLからアクティベーションしてマイページに。ではトータルプロテクションをインストールしてみましょうか。私はコイツを取材用のノートに突っ込みましたが、重たいとは感じないですね」

木野 「“5ユーザー”の定義ってあるんでしょうか?」

 「(ベアナックル2をプレイしながら)説明しよう!!」

むらっち 「よ、ようやく仕事を……!!」

 「ぶっちゃけあまり縛りがなくて、5ユーザー版でも“同居していない実家の親のPCを管理する”というケースだってOK!!」

ミハラ 「(同じくベアナックル2をプレイしながら)うちで手伝ってもらっているアシスタントさん用ノートPCに入れるというのは?」

 「もともとSOHO利用を前提にしているので、その点も大丈夫」

ミハラ 「それがアリならすごくいいですね」

 「作画アシスタントや事務員さんのPCやスマホに入れたりと、仕事場のネットワークに接続する機器が丸々、オール アクセス1本で安全になるわけで……次はガンスターヒーローズやりましょうか」

ミハラ 「やりましょう!」

パッケージに光学メディアは入っておらず、URLとシリアルが書かれたカードが封入されているのみ。URLを入力してマカフィーのサイトから直接ソフトをダウンロードする流れ

 「あとは、オール アクセスではスマホ用のセキュリティ対策ソフトもダウンロードできるんですけど、スマホの中身をバックアップしてくれる機能と同時に、登録したスマホの現在地をブラウザー経由で地図確認できるというナイスな機能もあります。

木野 「『iPhoneを探す』みたいですね」

 「似ていますね。移動経路の記録と、強制的に音を鳴らすとかできるので、意外と便利です。どういうルートを通っているかがわかるんですよ。バスの中に落としたのか、誰かに持って行かれたのかといった推測も立てやすいですし、何より、アラートが“悲鳴”なんですよ。『ぎゃー!』っていう。それがもう目立ちます。

 あとは、リモートで完全にデータ抹消ですかね。消してもだいたいクラウドで取り戻せます……いやあ、ガンスターヒーローズはメガドラの処理の限界すぎて楽しい」

ホカムラ部長 「あ、遊んでいるのか仕事をしているのか……!?」

ミハラ 「消せるっていうのがありがたいですね。そういう秘密を守るっていう意味でのセキュリティの必要性は確かにあります」

むらっち 「Android機器の場合、色々なところからアプリをダウンロードできちゃうので、インストール時にマルウェアを阻止できるという利点があります。また、出版社というか編集部側のセキュリティもピンからキリなので、相手側から送られてくるメールやデータにドサクサでヤバイものが混じっていて、うっかりクリックしちゃった……なんて危険も避けられます」

 「ブラウザー経由で資料などを見る場合も、危ないURLが入っているページに飛ぼうとした瞬間に『今から行くページは危ないですけど、本当に行きますか?』みたいな警告ページが挟まれます。警告したかんなー、見に行って事故っても知らないからなー、みたいな」

専用ページにサインアップしたら、インストールする製品を決める。最近のPCであればトータルプロテクションで問題ない

むらっちが説明中に本棚を見たらメガドライブさんが……忙しくて通電させていないと言われたら、キレイにして通電させるのがメガドライバーの礼儀。黄金色の16bitの文字はいまなお魔力を放つ

 というわけで、ミハラ氏というメガドライバーの存在と、ガンスターヒーローズのすばらしさを再認識したところで前編は終了だ!(編註:結論がおかしい)

後編はこちら!

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