風変わりなものから 他のアプリとの併用向きまで独自系のアプリ
最後に紹介するアプリは、記録するというより実践向きのものだ。実際にダイエットをしている人に役立つアプリである。記録機能が無いので、他のアプリと併用して使うといいだろう。

聴くだけダイエット~機内食はおいしいですか? 1.0
作者:UNITAC CO.,LTD.
価格:115円
食べ物をおいしく感じさせない音=ホワイトノイズを聞いて食欲を減退させるというユニークなアプリ。アプリの説明によると、飛行機のエンジン音が味覚を鈍化させるそうで、5分間3種類の音を聴くだけのアプリだ。
どの音もザーッといった不快な音であるのは確かである。ただし音量はスマホ側で調整できるので、音が大きくない限り、特に気になるほどではない。筆者の場合は試しても正直……という状態だったが、小腹が空いたときに気を紛らわせることはできた。たとえば飛行機の機内で食事をする気にならないような人は試してみる価値があるだろう。
体重や食事の記録などの機能は無いが、音を再生した記録がアプリ内カレンダーに記録されている。その回数だけ食事を我慢したと思えそうだ。

筋肉トレーニング 1.0.1
作者:ayAPop
価格:99円
外出して運動するよりも、室内で筋トレをしたい人に向くアプリ。その名の通り筋トレのメニューが用意されている。胸/腕/背/腹/尻/脚の身体の6ヵ所にそれぞれ3種類の筋トレがあり、トレーニングの説明と「30秒3セット」といった運動時間が表示され、「Start」をタップすればタイマーが起動する。トレーニングをするとメニューがカレンダーに記録される。食事の記録やカロリーの計算などの機能は持たない。表における難易度は「簡単」だが、これはアプリを使うのは簡単という意味で、トレーニング内容が簡単というわけではない。

カロリー辞典 1.0.2
作者:catchy
価格:無料
食事のカロリーを記録するアプリは、必ずしもメニューを入力するだけでカロリーの計算までしてくれるものばかりではない。そこで便利なのがこの辞典アプリだ。豊富な項目のおかげで、様々な食品のカロリー値がわかる。
食材や料理別に、ご飯茶碗一杯や、りんご1個のカロリー、とんかつ、カレーライスは、といった具合に探せるし、マクドナルドやすき家のメニュー、森永のチョコレート、日清のカップヌードルといった有名な商品のカロリーまで対応している。
運動や日常生活での消費カロリー量も確認でき、自転車20分から洗濯や掃除、あるいはボーリングやキャッチボールなど、ちょっとわかりにくい行為の数値までわかる。ただしあくまでカロリーを確認するアプリなので、体重の管理等はできない。他のアプリと一緒に使うのが前提となる。
無料のアプリに注目! 複数使うのもアリ
どのアプリも操作がわかりやすく、機能を自分に合ったものだけ使うのなら、とても簡単に使える。これはダイエットを長続きさせたい人には重要だろう。さらに価格を見ても無料でも十分で、有料でも安い。複数アプリを使うのはもちろん、たとえば「Endomond~」と「歩数計 Accupedo~」を両方起動すれば、同時に使うことも可能だ(Androidでは起動後ホームボタンを押せばアプリは起動したままなので。iPhoneも同様の使い方が可能だ)。足りない機能があった場合は、アプリを組み合わせると便利かもしれない。

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