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スマホ使いの最強スキャナー「DS-30」「ES-D350」

2012年06月07日 00時00分更新

文● ニンジャ盛田 提供● エプソン

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書類や名刺を速やかにデータ化!

 前々からスキャナーが欲しいと思っていた。できれば仕事にも使えて、普段も使えるベンリ~なやつが。

 二の足を踏んでいたのはデータ整理が面倒くさいからだ。取材先でもらう名刺、記者会見でもらう書類、スキャンしてフォルダー分けして会社の名前をつけて、とか考えるだけでイヤだ。そんな時間があるなら、仕事をサボ……効率化する忍具探しに精を出したいってものじゃないか。

 そして、拙者は出会ってしまったのだ。エプソンの「DS-30」「ES-D350」という2台のスキャナーに。見た目は普通のスキャナーだが、スキャンした画像を自動でフォルダー分けしてくれる願ったり叶ったりな便利機能があるという。なんですと!

実売価格はDS-30が1万4980円前後、ES-D350が4万4980円前後


カギを握るスキャンソフト「Document Capture Pro」

 フォルダー分け機能が入っているのは「Document Capture Pro」という付属ソフト(注1)。しかも、スキャン画像はEvernoteやGoogleドキュメントにも直接アップロード可能という(注2)。それは素敵! Evernoteユーザーの拙者用スキャナーに違いない。「でも、お高いんでしょう?」と思ったら価格はDS-30が1万4980円前後、ES-D350が4万4980円前後で、それなら、拙者のフトコロ具合でも全然検討できる。

(注1)
Windows専用

(注2)
クラウドサービスの利用には、アカウントの登録が必要。また、Evernoteはクライアントソフトウェアがインストールされていることが条件

「DS-30」「ES-D350」の便利ポイント

1. 設定したルールにもとづいてスキャン画像のフォルダー分けができる
2. スキャン画像をメール/Evernote/Googleドキュメントなどに転送できる
3. スキャナーのボタンに「スキャン画像をこうする」というショートカットを割り当てられる

付属ソフトを使い、GoogleドキュメントやEvernoteと連携できる

モバイル性をとるか? 機能性をとるか?

 「DS-30」と「ES-D350」が、効率重視の人生を歩んできた拙者の求めているスキャナーであることはわかった。そこで頭を悩ませるのは「DS-30とES-D350のいずれを買うべきか?」である。  家でも会社でも使うなら、必要なときに持っていけるDS-30だとは思う。軽そうだし、小さいのもいい。でも使ってるうちにADF(オートドキュメントフィーダー)も絶対に欲しくなるよなーと思う。となると、断然ES-D350のほうが便利そうだ。

 そこで、ふと思った。つまるところ、モバイルスキャナーであるDS-30は、一緒に行動して仕事をサポートしてくれる小柄な美人(妄想)アシスタントで、パフォーマンススキャナーであるES-D350は、仕事を素速く正確にこなす辣腕美人(やぱり妄想)ディレクターではないかと。

DS-30「盛田サン、この名刺データはEvernoteに送っておけばよろしいですか?」
ES-D350「盛田クン、書類はすべてこのフォルダーに入れておくね!」

 これはいけない。ますます選べない。どうしたら良いんだ。悶々と悩んでいても仕方ない。せっかくなので、2機種とも試してみた。

※ 音声はニンジャ盛田の脳内で再生されているものです。実際の機種に音声再生機能はありません。

小さくて便利な、美人アシスタントのDS-30か?

仕事をキビキビにこなす美人ディレクターのES-D350か?

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