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富士見iPhoneクラブ 第20回

積ん読がみるみる解消する「ReadMore」は買う価値あり!

2012年05月16日 12時00分更新

文● 富士見iPhoneクラブ製作委員会(編集担当:じまP)

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富士見iPhoneクラブのメンバーが、自分がお気に入りのiPhoneアプリを紹介する本連載。ゆるふわ&腹黒なメンバーが、毎回役立つ(?)アプリをピックアップしていくぞ。

ReadMore App
価格170円 作者Navel Labs
バージョン1.9.1 ファイル容量3.3 MB
カテゴリー仕事効率化 ユーザーの評価(4.0)
対応デバイス全機種 対応OSiOS 4.0以降

それはあなたの読書を加速するアプリ

読書を習慣づけるお供に「ReadMore」

 iPhoneやiPadなどの普及によって、電子書籍が隆盛になりつつある昨今。もちろん、リアルの書籍もまだまだ読み続けられている。電子でもリアルでも、とにかく読書が好きという人、あるいは読書の習慣を付けたいがなかなかうまくいかないという人……どちらの場合にもピッタリなアプリをご紹介しよう。

 その名も「ReadMore」。現在読みかけている本を登録して、「今、読みかけている(積んでいる)本が何冊あるか」を管理してくれるだけでなく、ストップウォッチのような画面で読書進行をも手助けしてくれるのだ。

 使い方は、まず「Reading Stack」に本を登録するところから。直接入力もできるが、検索機能もあるので、著者名や書籍名で検索してもOK。ここで開始ページと終了ページを追加する必要があるので注意しよう。

 登録した本は、アプリ画面下の「Reading Stack」タブで確認できる。ここには現在読みかけの本が並んでおり、背表紙の右側にある円グラフが、およそどれぐらい読んだかの目安となる。背表紙の色は登録時に変えられるので、実際の書籍と同じ色にしておくとわかりやすいだろう。

書籍のタイトルと著者名、最初と最後のページ数を入力すると、「Reading Stack」に本が積まれていく。背表紙には読み進めた度合いが円グラフのように記されている

背表紙は色を変えることもできるので、ビジネス書は黄色、小説は青などジャンルごとに色分けするのもおススメ

「これだけ積んでる」が視覚化されると進むものです

 いざ読書を始めるときは、「Reading Stack」から読みたい本をタップし、「Begin Reading」をタップ。ストップウォッチのような画面に切り替わり、これで読書時間を計る仕組みだ。一時停止ボタンもあるので、途中で席を立ったときも安心。停止ボタンを押すと読書時間が終了したとみなされるので、何ページ読み進めたかを入力する。登録したペーズ数のうちどのくらい読んだのか、過去2週間で何ページ読んだかが保存される。

「Reading Stack」から本を選び、「Begin Reading」をタップするとストップウォッチのような画面になる。これで読書に費やした時間を計るのだ。読み終わったら停止ボタンを押して、何ページ読み進めたかを入力する

 読み終わった本は画面下の「Reading Log」タブに登録される。ここの本を読み直したいとき、再度「Reading Stack」に移動させることも可能。本を新規登録するとき「Reading Stack」ではなく「Reading Log」に最初から入れることもできる。たとえば5月半ばにこのアプリで読書記録を付け出した人も、それ以前に読んでいた本が登録できる。なお、ちょっとしたことではあるが、本アプリでの読書中には、ホーム画面のアプリのアイコンにマークが付くのもありがたい。読書中に、ちょっとした通話やメールの必要に迫られても、読書中だということを忘れないで済む。

 「今積んでいる本はどれぐらいあるか」を可視化してくれるだけでなく、その本の読書進行度を示してくれるのがうれしい。また、しっかり時間を計って読書することで、「今日はたくさん読めた」「思ったより進まなかった」が分かるのもありがたい。とにかく本を買いまくって読むのが追いつかないという人も、買った本をどんどん登録することで「こんなに積んでいるのか」という事態が把握できる。本を積極的に読んでいきたいという人には、読書の習慣付けを助けてくれるだろう。

読み終わった本は「Reading Log」に管理される。ここにある本を「Reading Stack」に入れて「読みなおす」こともできる。本を読んでいる最中は、ホーム画面のアプリのアイコンに進行中の読書がバッジで記される


このアプリをオススメする覆面:ニッシーさん

キャバクラでモテるために勉強用の本をバリバリ買っている自分だが、読む時間がないのはリア充ゆえの悩みだ。「本を読む時間」と「本を積んでいる状況」の両方がわかるこのアプリはありがたい。

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