NEXTGEAR-MICRO im600PA2-SPなら、俺の嫁もぬるぬる動くぞ
マウスコンピューターのゲーミングPCでPSO2cβを遊び倒した
さっそくPSO2ベンチマークを走らせてみた!
ベンチマークは、PCMakr7、3DMark11、PSO2キャラクタークリエイト体験版、Windowsエクスペリエンス、CrystalDiskMarkを使用した。結果を見てもらったほうが早いが、3DMark11のExsteramのスコアはシングルGPUとしては素晴らしい結果だ。また、CPU単体での描写時でも10fps前後が出るなど、ivy Bridgeの強さが伺える。
PSO2キャラクタークリエイト体験版では、1920×1080ドット、1270×780ドットで実行。フルスクリーンでプレイする人もいれば、ながらプレイする人もいるからだ。
結果はいずれも問題なく遊べる数値で、ガクンとフレームレートが落ち込んだのは、ベンチマークスタート時の転送エフェクト部分。最初に転送されるキャストのエフェクト時で90fpsにまで低下した。ここはあらゆるPCでまず落ち込む箇所なので、チェックにはいいポイントだったりする。
また、PSO2キャラクタークリエイト体験版は、作成したキャラクターをベンチマークに登場させることができる。キャラを変更した場合に数値に変化はあるのかと気になったが、誤差範囲だったので、計測は筆者の愛用キャラにした。
3DMark11 Performance | |
---|---|
3DMark Score | P9363 |
Graphics Score | 9677 |
Physics Score | 8928 |
Combined Score | 8005 |
3DMark11 Extream | |
---|---|
3DMark Score | X3236 |
Graphics Score | 2974 |
Physics Score | 8948 |
Combined Score | 3467 |
PCMark7 | |
---|---|
PCMark score | 5077 |
Lightweight score | 5150 |
Productivity score | 4609 |
Entertainment score | 5291 |
Creativity score | 5705 |
Computation score | 5187 |
System storage score | 5246 |
PSO2キャラクタークリエイト体験版は、製品版同様のキャラクターメイキングが可能。ここでもぐるぐるとキャラを回してみて、もたつかないか試してみた。
以下のベンチマークに使用したキャラクターは、動く部分を増やすと重くなるか気になったため、髪型はツインテール、アクセサリーにウィオラキャップを選んだのだが、デフォルトの男キャラと比べてもスコア差は誤差範囲だった。また環境設定は、簡易描写設定を5、テクスチャ解像度を高解像度、シェーダー品質を標準にした。
最もフレームレートが落ち込むのはベンチスタート直後、キャスト転送のシーン。また、敵が出現するエフェクトに加えて、雨模様でもフレームレートがやや落ち込む。
実際のプレイ感覚もチェック
結局、体験版のベンチマークのスコアは上記の通り、フルスクリーンで29651、ウィンドウモードで44965という結果になったが、PSO2の場合、7000前後のスコアがあればストレスなく遊べるといったレベルなので、思いっきり余裕がある状態といえる。ただ、ゲーム内設定ではブルーム、視界深度、ライトシャフトがオフになっている。
また詳細モデル表示数は5、写り込み品質、影品質ともに最高設定ではないため、ベンチ設定に加えて、詳細モデル表示数を200(GPUで最大値は異なるようだ)、写り込み品質・影品質を5にした状態でも、安定してフレームレート86前後を維持。
クライアントレベルではフレームレートは90が上限になっていることを考えると、最高設定であってもキレイに描写できていることになる。少し古いPCの場合、影の品質を上昇させると、途端にフレームレートが目に見えて落ちることを考えると、NEXTGEAR-MICRO im600PA2-SPの構成の強さが伺える。
水面の品質だが、クローズドβで開放されていたマップでは森林の一部で確認できるくらいで、製品版以降のマップ次第でよく確認できるマップがあるのではないだろうか。
フレームレートが落ちる場面は、森林マップで草刈りをしているときで、最も落ちた数値が68fps前後。ボス敵の登場や、12人でのPSEバースト時でも、たまに70fps台後半に入るくらいで、もたつきは一切なし。
当然だが、ウィンドウモードの場合は、草刈り時でもフレームレートは80fps台をキープ。もたつきを感じることなく遊べる。またオンラインゲームの場合は、ウィンドウモードでプレイし、ブラウザやSkypeなどを立ち上げてプレイが多い。この点も、8スレッドが効果的で、反応が鈍いということもなかった。
スペックから見れば当たり前の状態だが、こうも快適なのはうれしいし、しばらくは買い替える必要がないのもいいところだ。
また前述のベンチマーク時とPSO2プレイ時の騒音だが、まったく気にならないレベルを維持していた。吸気ファン×2、排気ファン×2と多いのだが、低速回転なので気にならないし、煙突排気で熱処理にも問題なく、12時間ぶっ通しプレイでも問題らしい問題には遭遇しなかった。
ウィンドウモード時は、アニメ動画を同時に再生しながらのプレイすら可能なので、サービスインしてからのヘヴィプレイも問題ナシだ。
PSO2推奨PC 早くも発売中!
今回、筆者の元に届いたのは、PSO2をプレイするにはいささかハイスペック過ぎるゲーミングPCだったが、クローズドβ終了直後にPSO2推奨PCがマウスコンピューターから発表された。
最新B75チップセットを搭載したスタンダードモデル「NEXTGEAR-MICRO im520GA2-PSO2」(基本構成8万9880円)と、新型ケースを採用したハイエンドモデル「NEXTGEAR i830GA3-PSO2」(基本構成15万9600円)の2種類。
NEXTGEAR-MICRO im520GA2-PSO2の主なスペック(基本構成)は、Intel Core i7-3770(3.4GHz)、メモリー8GB、NVIDIA GeForce GTX560(1GB)、HDD 1TB、DVDスーパーマルチドライブなどとなっている。
一方、NEXTGEAR i830GA3-PSO2は、Intel Core i7-3820(3.6GHz)、メモリー16GB、NVIDIA GeForce GTX680(2GB)、HDD 1TB、DVDスーパーマルチドライブ。
どちらもメーカーが推奨するスペックを大きく超えているため、最高画質でも余裕あるプレイを楽しめるだろう。
ゲーミング以外にもクリエイティヴ用途にまるっ
現時点でCPUはステキに最強で、GPUも1スロットでは最強といっていい構成だ。正直、本体構成でメモリーを32GBから16GBに変更しても、PSO2であればプレイ感に変化はないだろう。
そして何より、ゲーミング以外の用途、筆者であればPhotoshop用としておいしい構成でもある。試しに写真レタッチ用のTIFFファイルを複数開いても、メモリー内に収まるし、GPU支援もあり、作業効率は極めてよかった。
ケース内構造から、増設面ではやや弱いのだが、たとえばイラストレーターさんでゲームもやるという場合、作業用PCとの兼用としてもいい。前述の通り、特に電源に注目。ゲームにしても作業にしても長時間酷使するため、安定動作が前提になる。
ストレージについては、NASやWindows Home Server、クラウドなど代替手段はあるし、バックアップ保存であればUSB 3.0対応の外付けHDDでストレスなくこなせるだろう。
というわけで、PCゲームユーザーには鉄板のNEXTGEAR-MICRO im600PA2-SP。プレミアモデルの名は伊達ではないし、安定動作という視点で見れば、クリエイティブワークにも向いている。PSO2に限らず、プレイしたいゲームの登場時が環境の更新時期でもある。当分、中身を変更する必要がないと思われるNEXTGEAR-MICRO im600PA2-SPをその候補にしてはどうだろうか。
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