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新「iPad」は今こそ買い時! そのすべてを徹底検証 第3回

新iPad/iPad 2/初代iPad、ベンチマークで性能比較!

2012年05月15日 11時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax

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新「iPad」の3D性能と
Retinaディスプレーの影響が判明

 では、ベンチマークを行なっていこう。チェックに利用したアプリは「OpenGL Extensions Viewer」(無料)だ。

 ただし、OpenGL Extensions ViewerはRetinaディスプレーに対応しているのかどうか確証がなかったため、念のため、Safari上で確認できるHTML5ベンチマークとして「HTML5のWebベンチマーク」「Peacekeeper - free universal browser test for HTML5 from Futuremark」、JavaScriptベンチとして「Kraken JavaScript Benchmark (version 1.1)」でもベンチマークを行なった。

 なお、「Geekbench 2」については、ベンチマーク結果の差があまりなかったため、『『新「iPad」―感性を刺激する未体験の解像感がポストPCの未来を斬り開く』で確認してもらいたい。

左が「Geekbench 2.2.7 for iOS」を利用した「新iPad」ベンマーク結果で、右がiPad 2の結果(『新「iPad」―感性を刺激する未体験の解像感がポストPCの未来を斬り開く』より)

Geekbenchの結果をグラフ化

Geekbench 2 App
価格85円 作者Primate Labs
バージョン2.2.8 ファイル容量15.4 MB
カテゴリーユーティリティ ユーザーの評価(1)
対応デバイス全機種 対応OSiOS 3.1以降

OpenGL Extensions Viewer

 「OpenGL Extensions Viewer」でのベンチマーク設定は、「Scene」を「Iron Fist Boxing King」に固定し、「OpenGL ES:1.1」「OpenGL ES:2.0」の2種類でそれぞれチェック。そのほかの項目はデフォルトのままにした。

 OpenGL ES:1.1は3台とも58fps以上の結果になったが、OpenGL ES:2.0では、新iPadが「59.7fps」、iPad 2が「36.5fps」、初代iPadが「9.5fps」と、グラフィック性能の差が露呈する結果になった。OpenGL Extensions Viewerは、Retinaディスプレーに対応こそしていないが、テストの様子を見ると解像度に合わせて表示しているようだ。ベンチ中の画像も掲載しているので確認してもらいたい。

「OpenGL ES:1.1」の「Iron Fist Boxing King」

「OpenGL ES:2.0」の「Iron Fist Boxing King」

初代iPadの「OpenGL ES:1.1」テスト結果

iPad 2(ベンチマーク結果部分を拡大)

新iPad(ベンチマーク結果部分を拡大)

初代iPadの「OpenGL ES:2.0」テスト結果

iPad 2(ベンチマーク結果部分を拡大)

新iPad(ベンチマーク結果部分を拡大)

OpenGL Extensions Viewer App
価格無料 作者Realtech VR
バージョン1.11 ファイル容量4.5 MB
カテゴリーユーティリティ ユーザーの評価(1)
対応デバイス全機種 対応OSiOS 4.0以降

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