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性能も機動力も最高峰! 「VAIO Z」ロードテスト 第11回

最新ゲームもサクサク! 「VAIO Z」のゲーム性能を探る

2012年05月15日 11時00分更新

文● 高橋量

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「PSO2キャラクタークリエイト体験版」
簡易描画設定「1」でスコア「14460」

 「PSO2キャラクタークリエイト体験版」では、2012年夏にサービス開始予定の「ファンタシースターオンライン2」がどれだけ快適に動くかをテストできる。最新ゲームのベンチマークということで試してみたところ、快適に遊べる目安の「5000」を大きく下回る「1469」という結果に。

デフォルト設定でのベンチマークは「1469」と、かなり厳しい結果

 環境設定の簡易描画設定を使ってレベルを「3」から「1」に下げて再度テストしたところ、スコアは「14460」と大幅に上昇した。グラフィックの設定を変更すれば、VAIO Zでも問題なくプレーできるだろう。

環境設定画面の簡易描画設定。レベルを下げることでマシンへの負荷を軽減できる

レベルを3から1に下げると、スコアが10倍近く跳ね上がった

 ちなみに、簡易描画設定のレベル3とレベル1では、テスクチャーや光源の処理が異なる。レベルが高いほうがグラフィックが美しいが、レベルが低くてもゲーム本来のおもしろさが失われることはない。

簡易描画レベル3のプレー画面。メリハリある画面で影やテクスチャーの処理も高精細だ

簡易描画レベル1のプレー画面。全体的に明るくなる

外付けGPUでゲームを遊びやすく!

 以上の結果から、VAIO ZでもPower Media Dockを接続していれば、3Dゲームをプレーしやすくなることが分かる。ゲームによっては処理が遅くなってしまうものもあるが、解像度やテクスチャーの精度などの設定を変えれば、比較的快適に遊ぶことが可能だ。仕事で疲れた身体をリフレッシュするためにも、ゲームで遊んでみよう。

試用機の主なスペック
製品名 VAIO Z
型番 VPCZ239FJ/B(Black)
CPU Intel Core i5-2450M(2.5GHz)
チップセット Mobile Intel HM67 Express
メインメモリー 4GB
ディスプレー(最大解像度) 13.1型ワイド(1600×900ドット)、LEDバックライト、低反射コート
グラフィックス機能 AMD Radeon 6650M(1GB、Power Media Dock接続時)、Intel HD Graphics 3000(CPU内蔵)
ストレージ 128GB 第3世代SSD RAID(64GB×2)
光学式ドライブ DVDスーパーマルチドライブ(Power Media Dock接続時)
通信機能 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n)、Bluetooth 2.1+EDR、WiMAX
インターフェース USB 2.0端子、アナログRGB端子、HDMI端子、USB 3.0(Power Media Dock接続兼用)。Power Media Dock接続時は、USB 3.0端子、USB 2.0端子×3、アナログRGB端子×2、HDMI端子×2
カードスロット メモリースティック Duoスロット、SD/SDHC/SDXCメモリーカードスロット
テレビ機能
サウンド機能 ステレオスピーカー、モノラルマイク、ノイズキャンセリングヘッドホン、デジタルノイズキャンセリング機能
セキュリティー機能 指紋センサー
ウェブカメラ “Exmor” CMOS センサー搭載 HDウェブカメラ(有効画素数131万画素)
本体サイズ/重量 約幅330×奥行き210×高さ16.65mm/約1.165kg、Power Media Dock:約幅148×奥行き220×高さ16.65mm/約685g
バッテリー駆動時間 付属バッテリーパック:約9時間、別売バッテリーパック:約9時間(内蔵用)、約17.5時間(内蔵用+拡張用)
OS Windows 7 Home Premium SP1(64bit)

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