HDDモデルでも高速復帰可能! 入門者にオススメのウルトラブック
日本エイサー Aspire S3シリーズ
日本エイサー「Aspire S3」シリーズは、共通の筐体にHDD搭載モデルとSSD搭載モデルの2ラインで展開されている。
HDD搭載モデルには、CPUの異なる2モデルがラインナップされており、HDD搭載の下位モデル「S3-951-F34C」は超低電圧版Core i3-2367M(1.4GHz)を、上位モデル「S3-951-F54D/F」は超低電圧版Core i5-2467M(1.6GHz)を搭載する。HDD容量はいずれも320GB。
一方、SSD搭載モデル「S3-951-F74U」は、CPUに超低電圧版Core i7-2637M(1.7GHz)を搭載し、SSDの容量は256GBとなっている。また、HDDモデルが約1.35kg、SSDモデルが約1.33kgと若干の重量差がある。
13.3型のディスプレーを内蔵する筐体は全モデル共通で、アルミ+マグネシウムアルミ合金によるメタリックでクールな質感と外観である。厚さは最薄部13.1mm、最厚部17.5mmで、「極薄」という印象ではないが、モバイル時の可搬性は十分だ。
専用のフラッシュメモリーを搭載することで、HDDモデルでもスリープ/休止状態から最短時間での復帰が可能になる「Acer Instant On」機能を搭載するほか、復帰時に無線LANアクセスポイントに素早く再接続できる「Acer Instant Connect」機能を持つ。これらの機能は、「とりあえずメールチェックだけでも……」といったモバイル時にありがちな場面で力を発揮してくれる。
実売価格は、HDD搭載下位モデル「S3-951-F34C」が6万円前後、同上位モデル「S3-951-F54D/F」が8万円前後と、ウルトラブック入門機にオススメ。また、SSD搭載モデル「S3-951-F74U」は11万円前後で販売されている。
Aspire S3シリーズ | |||
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型番 | S3-951-F34C | S3-951-F54D/F | S3-951-F74U |
CPU | Core i3-2367M(1.4GHz) | Core i5-2467M(1.6GHz) | Core i7-2637M(1.7GHz) |
メモリー | 4GB | ||
グラフィックス | CPU内蔵 | ||
ディスプレー | 13.3型 1366×768ドット | ||
ストレージ | HDD 320GB | SSD 256GB | |
無線通信機能 | IEEE 802.11b/g/n、Bluetooth LE | ||
インターフェース | USB 2.0×2、Micro HDMI、メモリーカード(SD/SDHC/MMC)など | ||
サイズ | 幅323×奥行き219×高さ13.1~17.5mm | ||
質量 | 約1.35kg | 約1.33kg | |
バッテリー駆動時間 | 約6時間 | 約7時間 | |
OS | Windows 7 Home Premium SP1 64bit | ||
実売価格 | 6万円前後 | 8万円前後 | 11万円前後 |
光学ドライブも内蔵! メイン機にもなるウルトラブック
日本エイサー Aspire TimelineUltra M3
日本エイサー「Aspire TimelineUltra M3」は、ウルトラブックとしては大型である15.6型液晶ディスプレーを搭載した製品。CPUにはIntel Core i5-2467(1.6GHz)を採用し、SSDは256GB。さらに光学ドライブ(DVDスーパーマルチ)も内蔵し、メインマシンに匹敵するスペックを有する。
それでいて高さは最厚部で20.7mmと、ウルトラブックを名乗るのに十分な薄さ。一方、質量はやや重めの2.16kgだが、バッテリー駆動時間は約8時間と、モバイルユースでも安心感あるスペックだ。
現時点では唯一「M3-581T-H54U」のみが実売価格11万円前後で販売されている。モバイルユースを見据えながら、メインで使える据え置きマシンの買い替えも考えている人にオススメの1台だ。
Aspire TimelineUltra M3 | |
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型番 | M3-581T-H54U |
CPU | Core i5-2467M(1.6GHz) |
メモリー | 4GB |
グラフィックス | CPU内蔵 |
ディスプレー | 15.6型 1366×768ドット |
ストレージ | SSD 256GB |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
無線通信機能 | IEEE 802.11b/g/n、Bluetooth 4.0 |
インターフェース | USB 3.0×1、USB 2.0×2、メモリーカード(SD/SDHC/MMC)、Micro HDMI、Ethernet(10/100BASE-TX)など |
サイズ | 幅376×奥行き253×高さ20.7mm |
質量 | 2.16kg |
バッテリー駆動時間 | 約8時間 |
OS | Windows 7 Home Premium SP1 64bit |
実売価格 | 10万円前後 |
ピンク系カラーが女子にもオススメ! 削り出しユニボディが魅力
ASUSTeK ZENBOOK UX21Eシリーズ
ASUSTeK「ZENBOOK UX21E」シリーズは、最薄部3mmというスリム筐体を実現したウルトラブック。筐体は、1枚のアルミ板から削り出したユニボディタイプで、11.6型液晶ディスプレーを搭載する。
同シリーズには、SSDの容量が異なる2モデルがラインナップされている。SSD容量が64GBの「UX21E-KX064」と、128GBの「UX21E-KX128」「UX21E-KXROSE」「UX21E-KXPINK」があり、「UX21E-KX064」「UX21E-KX128」は本体カラーがシルバーかつ、CPUにIntel Core i7-2677M(1.8GHz)を搭載する。
一方、「UX21E-KXROSE」「UX21E-KXPINK」は、どちらもCPUにCore i5-2467M(1.6GHz)を搭載しているが筐体色が異なる。前者は「ホットピンク」で後者が「さくらピンク」と、女子向けのカラーリングとなっている。
SSD容量、CPU、そして筐体色が異なる以外の仕様はほぼ共通。前述した最薄部3mmのユニボディ筐体に加え、重量が約1.1kgかつバッテリー駆動時間が約5.5時間であり、さらにスリープ状態から約2秒で高速復帰する「Instant On」機能も搭載されている。
実売価格は、下位モデル「UX21E-KX064」が7万円前後とリーズナブル。「UX21E-KX128」「UX21E-KXROSE」「UX21E-KXPINK」はいずれも8万円前後となっている。本体色含め、ウルトラブックに興味を持つ女子にまず手に取ってほしい製品だ。
ZENBOOK UX21Eシリーズ | ||||
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型番 | UX21E-KX064 | UX21E-KX128 | UX21E-KXROSE | UX21E-KXPINK |
CPU | Core i7-2677M(1.8GHz) | Core i5-2467M(1.6GHz) | ||
メモリー | 4GB | |||
グラフィックス | CPU内蔵 | |||
ディスプレー | 11.6型 1366×768ドット | |||
ストレージ | SSD 64GB | SSD 128GB | ||
無線通信機能 | IEEE 802.11b/g/n、Bluetooth 4.0 | |||
インターフェース | USB 3.0×1、USB 2.0×1、micro HDMI、Mini VGAなど | |||
サイズ | 幅299×奥行き196.8×高さ3~17mm | |||
質量 | 約1.1kg | |||
バッテリー駆動時間 | 約5.5時間 | |||
OS | Windows 7 Home Premium SP1 64bit | |||
実売価格 | 7万円前後 | 8万円前後 |