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スマホの機能を徹底チェック 最強スマホ&サービスはコレ! 第42回

スマホと何かの理想の2台持ちを考えてみた

2012年05月14日 12時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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スマホの最先端ユーザーなら両方持つでしょ
iPhone+Androidの組み合わせ

 同じスマートフォンでもiPhoneとAndroidでは機能面で違いが多い。最新のスマホ状況をチェックしたいというなら、思い切って両方のスマホを持つ、というのはどうだろうか。

 まずiPhoneはソフトバンク版とau版があるが、現在は機能面で大きな差がなくなっているので、好きな方を選べばいいだろう。今回はとりあえずソフトバンク版で料金などを計算している。

現状高速データ通信&テザリング非対応のiPhoneと、その両方に対応したAndroidスマホとの組み合わせは最強とも言える

 問題はAndorid側は何を組み合わせるか。iPhoneにはワンセグやおサイフケータイなどはないのでこれらの機能は欲しい。さらに現状のiPhoneはXiやWiMAXといった高速データ通信やテザリングにも対応していない。高速データ通信とテザリングに対応したAndroid端末であれば、iPhoneからも無線LAN経由でその回線を活用できる。

 さらにAndroid側でも最新のサービスやアプリを楽しみたいので、今後主流になるAndoird 4.0をすでに搭載しているか、バージョンアップの予定がある機種が良い。

 そこで考えたのは以下の組み合わせだ。

●ソフトバンクモバイル「iPhone 4S」

●NTTドコモ「ARROWS X LTE F-05D」

 毎月のコストは以下の通り。

  ソフトバンク「iPhone 4S 16GB」 ドコモ「ARROWS X LTE F-05D」
端末代金(実質価格) 0円 1万5120円
基本使用料 ホワイトプラン(i)(月980円) タイプXiにねん(月780円)
ISP料金 S!ベーシックパック(i)(月315円) spモード(月315円)
パケット定額 パケットし放題フラット(月4410円) Xiパケ・ホーダイ フラット(月4935円→5985円)※
月額料金 5705円 6030→7080円
2年分のトータルコスト 約32万円
その他 ※バリュープログラム(i)適用 ※Xiスタートキャンペーン2が適用されるため、9月30日までは月4935円。表では5か月分適用した。

 ARROWS XはXi対応でテザリングも可能。ワンセグ/おサイフケータイ/防水などの機能が用意されている。現在のOSはAndroid 2.3だが、すでに4.0へのバージョンアップがアナウンスされている。実はほぼ同じ状況の端末として「MEDIAS LTE N-04D」もあるが、サイズを比べると、

●ARROWS X:129×64×9.8mm/124g
●MEDIAS LTE:131×67×10.9mm/149g

と差がある。スマホを2台持ち歩くことも考えて、小さく軽いほうを選択した。


高額になってしまう毎月の負担
だからこそ確実に役立つ組み合わせを考えたい

 スマホの2台持ちでデータ通信を上限まで利用すると、料金面ではかなりの負担となる。料金を抑えたいというユーザーは全部入りの1台で抑えるのがベターだろう。

 しかし2台持ちだと料金面以外でメリットが得られるのも確か。料金が高くなるだけにこれらメリットを最大限生かせるように組み合わせたい。夏モデルの発表・発売も控えている。互いを最大限に生かせる2台持ちを研究してみてはいかがだろう。


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