5月9日、富士通は、15.6型ノート「LIFEBOOK AH」シリーズの夏モデル6機種を発表した。ラインナップは「LIFEBOOK AH78/HA」「AH77/H」「AH56/H」「AH54/H」「AH45/H」「AH42/H」。デザイン一新や薄型化とともに、基本機能の大幅な強化を行なっている。
価格はすべてオープンプライス。店頭想定価格は、AH78/HAが20万円強、AH77/Hが18万円強、AH56/Hが17万円強、AH45/Hが12万円前後、AH42/Hが11万円前後。発売は、AH78/HAとAH77/H、AH45/Hが5月17日予定、AH56/Hが6月7日予定、AH42/Hが5月24日予定。AH54/Hは、価格/発売日とも未定。
「LIFEBOOK AH78/HA」
LIFEBOOK AH78/HAは、高級感を演出するマットブラック/光沢ラインのパームレスト、赤色のアクセントのキーボードなどを配した新デザインを採用。また、Core i7-3610QM(2.3GHz)、15.6型ワイド液晶(1920×1080ドット)、約1TB HDD、BDXL対応Blu-ray Discドライブなど、基本機能を大幅に強化している。
テレビ機能の充実も図り、地上/BS/110度CSデジタル放送対応チューナー搭載の「ワイヤレスTVユニット」を用意。富士通独自のLSI「Dixel HDエンジン2」により、15倍録画を実現した。このほか、ノートPCで初めて「ナノイー」ユニットを採用している。
「LIFEBOOK AH77/H」「LIFEBOOK AH56/H」「LIFEBOOK AH54/H」
ディスプレー部分にフルフラットファインパネルを採用したLIFEBOOK AH77/Hをはじめ、従来筐体をステップアップさせたデザインが特徴。ボディーカラーにマッチする色をキートップ側面に配色し、キートップが浮いたようなデザインにより視認性を高めた「サイドカラーキー」を搭載。各キーを液晶側に向かって約0.5度傾斜させて階段形状の段差を設けた、「ナチュラルフィットキーボード」を採用している。さらに、指にフィットしやすい凹形状キートップにより、タイピングで疲れにくいように工夫している。
ハードウェア面では、第3世代Coreプロセッサー、BDXL対応Blu-ray Discドライブを搭載し、スペックを強化。電源ボタンを押すとすぐにPCが復帰する「クイックスタート機能」を搭載した。


