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シャープからスマホで操れるロボット掃除機 COCOROBO登場

2012年05月08日 13時43分更新

文● ASCII.jp編集部

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ロボット掃除機「COCOROBO」(RX-V100、色はパールホワイト)

 シャープは8日、ロボット掃除機「COCOROBO」(ココロボ)2機種を発表した。他社製品に比べて障害物検知能力に優れるほか、ゴミの吸い込み能力を強化。さらに上位機種ではスマートフォンとの連携機能も備える。

 COCOROBOは円形のロボット掃除機で、掃除を開始すると自動で走行し、室内を回って床を掃除、終了後は自動で充電台まで戻る機能を持つ。障害物を感知するセンサーに、他社製品は赤外線センサーを採用しているのに対して、COCOROBOでは超音波センサーを本体前方3ヵ所に搭載。赤外線を反射しにくく、他社製品では回避しにくいガラス(サッシ)や黒い家具でも検知して衝突を回避できるという。

 従来のロボット掃除機では、搭載する充電池の限界に起因する吸い込み用モーターのパワー不足により、ゴミの吸い残しが散見されることもあった。COCOROBOでは小型高性能モーターを搭載した「大風量ターボファン採用吸じんシステム」と、前面左右2基のサイドブラシ、一般的な掃除機と同じ仕組みのかき込みブラシを搭載。畳やフローリングの目地に詰まるような細かいゴミも吸い込んで掃除できるとしている。

 内蔵充電池は4時間の充電で、60分間の運転が可能である。内蔵リチウムイオン充電池には、一般的なリチウムイオン充電池と比べて充電可能回数が3倍も多い1500回を実現した長寿命電池を採用。3年以上の寿命を確保している。充電スタンドの位置を認識して、掃除後は自動でスタンドに戻る機能も備える。

 そのほかに、日本の掃除機では重要視される、排気を清浄化する機能「HEPATITISクリーンフィルター」や、本体上部から取り出せてゴミを捨てやすく、丸洗いも可能な着脱式ゴミカップなどを備える。また、きれいな空気を排出する「プラズマクラスター7000」の機能も内蔵している。

スマホと連携? 音声で返事?
ユーザーとのコミュニケーションを重視

RX-V80。スマホ連携機能は搭載しない下位モデル(色はシルバー)

 ここまではロボット掃除機に求められる基本的な機能の利点を挙げたが、COCOROBOの大きな特徴は、ユーザーとコミュニケーションをとる様々な独自機能にある。COCOROBOは上位モデル「RX-V100」と下位モデル「RX-V80」の2機種が用意される。掃除機としての機能はどちらも同等であるが、上位モデルはこのコミュニケーション機能を多数備えている点が異なる。

 「ココロエンジン」と称する機能により、ユーザーの声による命令を認識して動作する音声認識機能を持つうえに、命令に対して音声で答えたり、自身の状態を音声で読み上げたりといった「ボイス・コミュニケーション&コンタクト」が可能となっている。音声は日本語(関西弁も可)のほか、RX-V100は英語や中国語にも対応している。さらに、COCOROBOの「気分」に応じて音声の返答が変わり、ユーザーに予想外の反応を返す楽しさがあるとしている。

 RX-V100は無線LAN機能やカメラも内蔵。スマートフォン用の専用アプリによって、スマートフォンをリモコンとしてCOCOROBO本体を操作したり(家庭内でのみ)、外出先から内蔵カメラで見た静止画を確認できる。日時を設定してメッセージを読み上げさせるといった機能も備えているなど、異色のロボット掃除機となっている。

 COCOROBOの価格はオープンプライスで、予想実売価格はRX-V100が13万円前後、RX-V80が9万円前後。発売時期は6月上旬の予定。

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