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大人気で直販モデル完売! Ultrabook「Folio13」の実力に迫る

2012年04月27日 22時00分更新

文● 高橋 量

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YouTubeのHD動画再生はスムーズ

 実際の動画再生性能を検証するために、YouTubeでHD動画を再生したときのCPU使用率を調べてみた。再生ページを開いた瞬間は一時的に33%まで上昇したが、それ以降は10%台を維持。コマ落ちすることもなく、スムーズに再生できた。ベンチマークソフトの数値だけを見ると動画再生能力に不安をおぼえるが、実際には問題なく楽しめるのだ。

タスクマネージャーで、YoutubeでHD動画再生時のCPU使用率を計測。平均すると10%台で、快適に視聴できた

最新ゲームはどこまで遊べる!? Folio13のゲーミング性能を検証!

 Folio13で実際のゲームがどれだけ快適に動くのか、ゲーム系ベンチマークを使って検証した。利用したベンチマークソフトは、「PSO2キャラクタークリエイト体験版」。このソフトでは2012年夏にサービス開始予定の「ファンタシースターオンライン2」のキャラクターメイキングを体験できるほか、ゲームがどれだけ快適に動くかをテストできる。その結果は以下のとおり。

 簡易描画モードとは描画クオリティの設定項目で、デフォルトでは「3」に設定されている。この状態でのスコアは「285」。快適に遊べる目安が「5000」なので、かなり厳しいスコアだ。ベンチマーク中のコマ落ちは目立たなかったが、実際にプレーすると処理速度が低下する可能性が高い。

 簡易描画モードを「1」にして描画クオリティを落としたところ、スコアは「2414」に上昇している。快適とまではいかないが、問題なく遊べるレベルだろう。ゲームやシステムの設定しだいでは、もう少しスコアが上昇するかもしれない。

簡易描画モードを「3」に設定した時の「PSO2キャラクタークリエイト体験版」のベンチマーク結果

簡易描画モードを「1」に設定すると、ベンチマーク結果のスコアは「2414」に上昇した

 なお、「ファンタシースターオンライン2」は高いスペックを要求する最新ゲームだ。今回のベンチマークではスコアは低いが、ほかのゲームでは快適に動く場合もある。3Dを使わないゲームであれば、ほぼ問題ないだろう。あくまでも参考として捉えていただきたい。

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