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IPA/米NIST共同認証の「Credeon Endpoint Encryption」

日立Sol、HDD暗号化ソフトをグローバル展開

2012年04月27日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 4月26日、日立ソリューションズ(日立Sol)はPCを保護するエンドポイントセキュリティ製品「Credeon Endpoint Encryption」を北米で発売すると発表した。同社の米国法人Hitachi Solutions America, Ltd.を通し、4月30日より販売する。

 Credeon Endpoint Encryptionは、情報漏えいを包括的に防止する「Credeon」シリーズの第一弾となるPCのフルディスク暗号化製品。HDD全体を暗号化するため、ノートPCを紛失したり盗難にあっても、保存対象のデータが第三者に見られる可能性はないという。製品の入手からクライアントの暗号化開始まで約10分で済み、またサーバーが不要なため、管理者の運用負荷が軽いのも特徴だ。

 そのほか、日本の「情報処理推進機構(IPA)」と米国の「National Institute of Standards and Technology(NIST)」の暗号モジュール試験および認証精度において、世界初となる共同認証を取得しており、その確実な安全性が認められているとしている。

 暗号化に対応するOSは、Windows XP/Vista/7で、価格は1ライセンスあたり90米ドル(約7300円)。日本での販売は予定していない。

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