デルと言えば自分好みのスペックを細かく指定して発注できるBTO方式が有名だが、じつは周辺機器にも力を入れている。昨年リリースした1920×1200ドット液晶パネルを搭載した24インチのディスプレー「U2412M」は、リーズナブルな価格ながらIPS液晶を採用しており、売れまくっているというウワサだ。ほかにも、手のひらサイズで持ち歩きやすい超小型プロジェクター「M110」や、低価格モデルとしては非常にめずらしいオートシートフィーダー搭載の複合機「V715w」など、見逃せないマストアイテムを揃えており、デルが、PCだけではなく、周辺機器も重要な位置づけとして捉えていることが伺える。
そこで今回は、デルのマーケティング本部でブランドマネージャーとしてPCを主に担当している河田浩行氏と、周辺機器を主に担当している倉本裕介氏に、話題の液晶ディスプレーをはじめとするデルの周辺機器の状況を聞いた。