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性能も機動力も最高峰! 「VAIO Z」ロードテスト 第8回

驚異の15時間駆動!! VAIO Z用「シートバッテリー」は買いだ

2012年04月24日 11時00分更新

文● 高橋量

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装着後の高さが24.75mmで、重量は1.69kg

 VAIO Zを本体だけで使用した際、液晶ヒンジ部分が下に回りこみディスプレーを支える形になるが、シートバッテリーを装着すると完全に浮いた状態となる。

シートバッテリー装着時のVAIO Z本体前面

装着後の背面の様子。デザインが損なわれない点がうれしい

 VAIO Zの高さは、シートバッテリー装着前が16.65mmで、装着後は24.75mmと8.1mm高くなり、重量は約1.15kgから1.69kgと540g増加する。割合で表わすと高さは48%、重量は46%増加することになる。数値だけ見るとかなり増えるイメージはあるが、実際に手にしてみると思ったほど違和感は感じない。むしろ、一般的な14型ノートと同じレベルの高さと重量だ。もともと極薄&軽量なので、手にした時の感覚はあまり変わらないように思える。

シートバッテリー装着前のVAIO Z本体左側面。高さは16.65mmだ

シートバッテリー装着時のVAIO Z本体左側面。装着後の高さは24.75mmとなる。ゴム足の微妙な高さの違いのより、フラットさは失われていない

 シートバッテリーの充電は、本体に装着した状態でも行なえるほか、付属のアダプターを使えばシートバッテリー単体での充電が可能だ。充電時間は約3時間と短めで、待ち時間が長くてイライラさせられることはない。充電にはアダプターに加えてVAIO Z本体のACアダプターを利用するため、本体とシートバッテリーを同時に充電することはできない。少しでも充電時間を短くしたい人は、オプションでACアダプター(VGP-AC19V31)を購入するといいだろう。USB機器の充電も行なえるスリムなスティックタイプ(VGP-AC19V50)を選ぶのもアリだ。

シートバッテリーに付属のアダプターを装着し、VAIO Z本体のACアダプターで充電する

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