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Atomスマホに力が入るIntel 第1弾はインドで発売

2012年04月20日 18時20分更新

文● 末岡洋子

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 IntelとインドのLava Internationalは4月19日(現地時間)、Intelチップを搭載したAndroidスマートフォン「XOLO X900」を発表した。Intelのモバイル端末向けのチップ「Medfield」を採用した初のスマートフォンとなる。4月23日よりインド国内で発売する予定だ。

Medfield採用スマホ第1弾はインドから。「Intel Inside」の文字が目立つ

 Lava Internationalは創業3年目のインドの端末メーカーで、Intelとは2月末にスペイン・バルセロナで開催された「Mobile World Congress 2012」で提携を発表していた。XOLO X900はその提携に基づき開発されたスマートフォンとなる。Lava Internationalによると、同社は創業から3年で1000万台以上のフィーチャーフォンをインドで出荷しており、XOLOはインドでも関心の高いスマートフォン分野向けの端末になると説明している。

 XOLO X900は、1.6GHz動作のMedfieldこと「Intel Atom Z2460」を搭載する。同プロセッサは低消費電力、1つのCPUコアで複数のスレッドを実行するHyper-Threading(HT)技術などを特徴とし、速度やマルチタスク性能を実現するという。OSは出荷時はAndroid 2.3(Gingerbread)を搭載するが、その後Android 4.0(Ice Cream Sandwich)へアップグレードされる予定だ。

2月のMWCにおけるIntelブースでの写真。Orangeブランドの端末もあった
やはりMWCでの写真。Angry Birdsをプレイするだけでは、CPUの違いは正直気づかない

 その他のXOLO X900の特徴は、4型液晶、フルHD動画を撮影可能な8メガピクセルカメラなど。ネットワークは3GのHSPA+をサポートする。予想価格は2万2000ルピー(約3万5000円)。Lava Internationalはインドの家電量販店チェーン大手のCromaと提携しXOLO X900の販促活動を行なっていくことも発表している。

 PC市場では独占的なIntelだがスマートフォンをはじめ携帯電話ではARM、Qualcommなどが先行しており、これまでずっと苦戦が続いている。同社は足固めとして2011年9月の自社イベント「Intel Developer Forum(IDF)」にてAndroidを開発するGoogleと提携、AndroidをAtomプロセッサ向けに最適化することを発表していた。

 メーカー側ではこれまでLG、Lenovo、Motorola Mobilityなどと提携している。1月にラスベガスで開催されたInternational CESではLenovoが世界初のAtom搭載スマートフォンとして「K800」を披露、6月までに発売するとしていた。2月末のMWCでは、Lavaのほか、France Telecom系オペレーターのOrangeとZTEとの提携も発表している。


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