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週刊 PC&周辺機器レビュー 第131回

デジカメとスマホを手軽に連携する無線LAN SDカード FlashAir

2012年04月20日 12時00分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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デジカメ側でのオン/オフは
画像のプロテクトオン/オフで制御

 FlashAirを使うには、まずFlashAirを装着したデジカメの電源を入れる。FlashAir側の起動方法を「自動」(出荷時設定)にしてあれば、デジカメに電源が入ってFlashAirに通電すると、自動で無線LANアクセスポイントとして動き始める。無線LAN機能はアクセスがない場合、自動で電源をオフする機能(最短1分から最長10分)もあるので、無駄なパッテリー消費を抑えられる。

「起動画面」に設定された画像のプロテクトをオフにすると、無線LAN機能が起動する

 起動設定を「無線LAN起動画面を使って起動する」にしていた場合は、カメラ側の操作でFlashAirの無線LAN機能をオン/オフできる。これもEye-Fiに同じような機能があるが、起動画面に設定されている写真の「プロテクト」(削除からの保護)をオフにすると無線LANがオンに、プロテクトオンで無線LANがオフに切り替わるという仕組みだ。使うデジカメ側によっては期待どおりに動作しないこともあるそうだが、カメラのバッテリーを節約しながら使いたい場合には有効だ。

AndroidスマートフォンからFlashAirに接続。ごく普通の無線LANアクセスポイントへの接続と同じ

 無線LAN機能が有効になると、事前に設定したSSID(初期値はflashair)で無線LANアクセスポイントが動作し始める。スマートフォンやパソコンでこのアクセスポイントに接続し、ウェブブラウザーから「http://flashair/」にアクセスすると、FlashAir内の画像を表示してコピーできるようになる仕組みだ。

FlashAirにAndroidスマートフォンで接続。ウェブブラウザーでアクセスした状態。DCIM以下に撮影画像が入っているのは、一般的なデジカメで撮影したメモリーカードと同じ

ウェブブラウザー上で撮影画像をサムネイルで一覧表示

ウェブブラウザー上で撮影画像をサムネイルで一覧表示

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