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EMCパートナー・アワード2011レポート(前編)

震災、円高、洪水を乗り越えたEMC躍進の背景にあるもの

2012年04月19日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp 写真●曽根田元

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4月18日、EMCジャパンは都内のホテルでパートナー向けイベント「EMC Velocity Workshop」を開催した。同社の最新製品や技術を披露するセミナーに続き、夕方からは「EMCパートナー・アワード2011」が開催され、EMCジャパン代表取締役社長の山野修氏やAPJトップがパートナーへのコメントを披露した。

「とても元気」と評されたEMCの2011年

 都内のホテルで開催されたEMCパートナー・アワードの冒頭、挨拶に立ったEMCジャパン 代表取締役社長の山野修氏は、東日本大震災や電力不足、急激な円高、タイの洪水などのビジネス面で困難な状況が続いた2011年を振り返り、「こうした苦しい事業動向の中、弊社が大躍進を遂げることができたのも、ひとえにここにいる皆様のご支援のたまものと感謝しています」と謝辞を述べた。

EMCジャパン 代表取締役社長の山野修氏

 昨年は、EMCジャパンも新世代ユニファイド・ストレージ「VNX/VNXe」とハイエンドの新「VMAX」を投入したメガラウンチを皮切りに、ビッグデータ戦略を支えるGreenplumやIsillonストレージ、Data DomainやAvamarなどの重複除外ストレージ製品、さらにRSAブランドのセキュリティ製品を次々と投入した。こうしたアグレッシブな戦略を踏まえ、山野氏は、「パートナー様やお客様から、EMCはとても元気だと評されることが多くなってきた」とアピール。さらに年始に開催されたプレス向けの事業説明会で「EMCはすごく変わった。なぜこんなに変わったんだ?」と記者から質問され、変わった自覚があまりなく答えに窮したエピソードを披露。社長すらもとまどうEMC自体の変革のスピードが好調な業績の裏にあるようだ。

 パートナー施策としては、5月に米国で開催される「EMC World 2012」と併設してグローバルのパートナーが参加する「Global Partner Summit」を初めて開催すると説明。また、2012年の戦略として、「仮想化・クラウドを中心としたITの変革、ビッグデータによるビジネスの変革、新しいツールやプログラム、トレーニングによって人材の変革、という3つのトランスフォーメーションをパートナーと共に訴えていきたい」と協力を促した。

EMC アジア・パシフィック・ジャパン(APJ)ヴァイスプレジデント スティーブ・レオナード氏

 続いてEMC アジア・パシフィック・ジャパン(APJ)ヴァイスプレジデントのスティーブ・レオナード氏が登壇し、「EMCで起こっているもっとも重要な変革は、パートナーとのコミュニケーションをより深くし、発展させていこうという取り組みや理解」と、パートナー制度の拡充についてコメント。「昨年、EMCはグローバルで200億ドルの売り上げを上げ、そのうち30億ドルをAPJでたたき出している。APJでの従業員数も1万人を超えた。これらの数字は、この地域の重要性を現しているものだ」とアピールした。

 同イベントでは、引き続きパートナー・オブ・ザ・イヤーの授賞式が行なわれた。詳細は後日レポートする。

用意されたトロフィーはどのパートナーに渡るのか?

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