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避難階段も激写! スカイツリー大量写真で内部を徹底査察

2012年04月19日 12時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax

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天望回廊へGO!!

 現在、抽選での予約を受け付けているスカイツリーのチケットは、天望デッキのみ。周辺に当選者がいないくらい当選率が低いのだが、天望回廊へのチケットはフロア350のチケットカウンターで入手できる。料金は大人で1000円。当然だが、天望デッキよりも天望回廊のキャパシティーは狭くなるので、狙う人は真っ先に行くしかなさそうだ。

 

 天望回廊へ向かうエレベーター「天望シャトル」は、天井の一部がガラス張りになっており、上昇していく様子を見ることができる。天井前面ガラス張りでもいいのにと思うくらい、とてもSF的であり、アニメ的な絵面を拝めた。また、スカイツリーは全体的に丸みを帯びているが、この部分は直線的でそのギャップもよかった。

東京スカイツリー天望回廊チケットカウンター

天望回廊行きのチケット。例によってQRコードで管理

チケットをかざしてエレベーター「天空シャトル」へ

一部がガラス張りで発射されている雰囲気に。かっこいいな!

いよいよ天望回廊に到着。エレベーターの表示は445m

天望回廊は2フロア構造

 天望回廊は、フロア445からスロープを上がって、フロア450、つまり最上階へと進む。ここからの写真はなんだか空撮っぽい雰囲気になってしまう。筆者たちが到達したときは、ちょうど晴れており、スモッグで遠くは霞んでいたが、大気状況が良ければいい絵が見られそうだ。近年代の風景としては最上級といってもいい。

 個人的な趣味でいえば、雲が近いため、雷雨のときは1日粘りたい。曇りの日のスカイツリーを見たことがあればわかると思うのだが、なにかまがまがしく、正直いって晴れ間のときより好きだ。天候不順のときはどうなるか不明なのだが、台風シーズンにまた訪れたい。なお、気になるガラスだが、天望デッキのガラスよりも色は青みが強めだった。

天望回廊フロア445は、ちょっと身を乗り出すと真下も見える

スロープ始点。写真奥に見えるのが終点

FPS視点で真下を見てみたの図

白基調で光が回り込みやすく、ちょっとまぶしいくらいに感じる

夜間用のライトの配置もユニーク

また真下を見たら、なにやらメンテナンスをする人の姿。そこに行きたい……

足元のラインにソラカラポイント、つまり最高到達点までの高さが表示されている。謎の女の子の名前は、ソラカラちゃん

スロープを登ると451.2m

 スロープから景色を眺めつつ、フロア450へ。スロープ途中には現在の高度が「ソラカラポイントまで」という形式で、あちこちに記載されており、ちょっとずつ登っていくのが楽しい。距離は約110m。傾斜が終わったところに最後の印があり、そこが最高到達点451.2mだ。そのあたりで記念写真が鉄板になるだろうか。ちょっと柱が邪魔だが。またその後ろには、最高到達点の空間演出としてソラカラポイントがある。筆者は景色ばかりみて気がつかなかったが、内側にあるので注意してほしい。

 また天望回廊には、ソラカラちゃんがいた。空から東京スカイツリーに降り立った、星のカタチの女の子だ。生まれた場所はとんがり星、口癖は「そらから これから いってみるから」。宝物は「おじいちゃんにもらった ぼうえんきょう」だそうだ……。いろいろツッコミが浮かんでしまったが、デザインがキュートだったのでツーショットを撮ってもらった。ちなみに、ほかにもメディアがたくさんいたのだが、ツーショットを撮っていたのは筆者だけ。一番乗りとしておこうか……。

 戻りは、再びスロープを下って……ではなくて、下り用のエレベーターでフロア345へ向かう。このときも一気に降下なので耳がツーンとした。

フロア445とフロア450間のスロープは、窓が高め。夕暮れ時にはファンタジックな光を生み出しそうだ

最高到達点451.2m

フロア450の窓ガラスは真下が見えない仕様

ソラカラちゃん

空撮みたいな光景をのほほんと眺める人々多数

フロア345行きエレベーター前にはおねーさんが! よくみるとコスチュームも三角形ベース

というわけで空撮っぽい風景

天気次第ではだいぶ遠くまで見えそうだ

70mmでここまで寄れる。チルトシフトレンズエフェクトが欲しくなる

上記3点はこういう光の状況下で撮影

こちらはほぼ順光。ガラスの色がもろに出ている

左40度くらいから光が差し込むようにした状態でのカット。撮影狙いなら、時間帯を意識していくほうがいいかも

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