天望回廊へGO!!
現在、抽選での予約を受け付けているスカイツリーのチケットは、天望デッキのみ。周辺に当選者がいないくらい当選率が低いのだが、天望回廊へのチケットはフロア350のチケットカウンターで入手できる。料金は大人で1000円。当然だが、天望デッキよりも天望回廊のキャパシティーは狭くなるので、狙う人は真っ先に行くしかなさそうだ。
天望回廊へ向かうエレベーター「天望シャトル」は、天井の一部がガラス張りになっており、上昇していく様子を見ることができる。天井前面ガラス張りでもいいのにと思うくらい、とてもSF的であり、アニメ的な絵面を拝めた。また、スカイツリーは全体的に丸みを帯びているが、この部分は直線的でそのギャップもよかった。
天望回廊は2フロア構造
天望回廊は、フロア445からスロープを上がって、フロア450、つまり最上階へと進む。ここからの写真はなんだか空撮っぽい雰囲気になってしまう。筆者たちが到達したときは、ちょうど晴れており、スモッグで遠くは霞んでいたが、大気状況が良ければいい絵が見られそうだ。近年代の風景としては最上級といってもいい。
個人的な趣味でいえば、雲が近いため、雷雨のときは1日粘りたい。曇りの日のスカイツリーを見たことがあればわかると思うのだが、なにかまがまがしく、正直いって晴れ間のときより好きだ。天候不順のときはどうなるか不明なのだが、台風シーズンにまた訪れたい。なお、気になるガラスだが、天望デッキのガラスよりも色は青みが強めだった。
スロープを登ると451.2m
スロープから景色を眺めつつ、フロア450へ。スロープ途中には現在の高度が「ソラカラポイントまで」という形式で、あちこちに記載されており、ちょっとずつ登っていくのが楽しい。距離は約110m。傾斜が終わったところに最後の印があり、そこが最高到達点451.2mだ。そのあたりで記念写真が鉄板になるだろうか。ちょっと柱が邪魔だが。またその後ろには、最高到達点の空間演出としてソラカラポイントがある。筆者は景色ばかりみて気がつかなかったが、内側にあるので注意してほしい。
また天望回廊には、ソラカラちゃんがいた。空から東京スカイツリーに降り立った、星のカタチの女の子だ。生まれた場所はとんがり星、口癖は「そらから これから いってみるから」。宝物は「おじいちゃんにもらった ぼうえんきょう」だそうだ……。いろいろツッコミが浮かんでしまったが、デザインがキュートだったのでツーショットを撮ってもらった。ちなみに、ほかにもメディアがたくさんいたのだが、ツーショットを撮っていたのは筆者だけ。一番乗りとしておこうか……。
戻りは、再びスロープを下って……ではなくて、下り用のエレベーターでフロア345へ向かう。このときも一気に降下なので耳がツーンとした。