天望デッキは3フロア構図
開業以降はどうなるか不明だが、今回はフロア350から見ることになった。各フロアの数字は、そのまま高度を示しており、フロア350は350mの高さにある。また天望デッキはフロア350、フロア345、フロア340の3階層構造。フロア間の移動は、階段もしくはエスカレーターになる。つまり、さらに上、450mのところにある天望回廊へは専用エレベーターで行く形だ。
1階または4階から上がってきたときは、まず、天望デッキ・フロア350からスタートし、天望回廊へいく場合は、真裏にある天望シャトル(エレベーター)へ、天望デッキだけで済ませる場合は、フロア340まで階段かエスカレーターで移動し、5階のお帰りロビーへというルートになる。また天望回廊からの戻りは、フロア345からフロア340、5階へという形で、うまくキャッシュ配分ができている……のだが、実際にいってみると、位置関係が円形構造なのもあって、だいぶわかりにくかった。初めての施設で迷子になのも楽しみの1つだが、開業しばらくは時間制限もあるので、事前に館内構造をチェックしておくといいだろう。
というわけで、フロア350は広々とした空間でガラスも大きく、関東一円を見回すことができた。このフロアには、東京時空ナビ、江戸一目図屏風がある。東京時空ナビは52型モニタ3連結したものでナビが行なわれ、同フロア内に4つ用意されている……とパンフレットを見て知った。筆者と編集氏ともども「おーすげー!」で撮影祭りだったのだ。江戸一目屏風は立派な意匠らしいのだが……写真に残っていないあたり、ごめんなさい。
ちなみに、エレベーターの上昇速度は妙に速く感じたし、一気に上昇するため、縦Gを感じた。エレベーター内には現在の高度を示す表示があり、体感では毎秒5mずつ移動といった感じだった。