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プリンストンのデジギア道 第1回

PCからBluetooth経由で、スマホ・タブレットなどを操作

文字入力が快適! 「デジ操゛Air」はスマホ時代の必須アイテム

2012年04月25日 11時00分更新

文● 芳村篤志

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わずらわしいタブレットの文字入力が超快適に

 さっそく、富士通のタブレットPC「ARROWS Tab Wi-Fi」で、本製品を試用してみる。まずは問題なくペアリングを終え、モードを「Bluetoothモード」に変更してみる。すると、PCの操作はできなくなり、代わってペアリングしたタブレットの画面上にカーソルが現われ、PCのキーボードとマウスで操作できるようになる。「パソコンモード」「Bluetoothモード」の切り替えは、デフォルトではShift+Upに設定。もちろん切り替えるキーは、自由に変更ができる。

ARROWS Tab Wi-Fiとの接続が完了すると、画面にマウスカーソルが表示。PC感覚でカーソルを操作できる

 普段はタッチで操作しているタブレットPCを、マウスで操るのはちょっと妙な感じだ。ただ、マウスカーソルの速さや反応に関しては、まったくといって良いほど違和感がない。反応のタイムラグ的な感じは皆無だった。カーソルの移動やアイコンのクリックといった一般的なマウス操作のほか、マウススクロールボタンでの上下スクロールなどにも対応しており、ブラウザーで縦に長いページを見ている際などに重宝する。

スクロールボタンに対応しており、スクロールしようとしたつもりが、タップになってしまうといった操作ミスもなく、とにかく快適

 一方、文字の入力は、これまでの入力と比べ、格段に速いうえに入力ミスも少なく、これはかなり快適。手の大きい男性ユーザーなら、タブレットやスマートフォンの画面下に出てくる小さなキーボードで、ポチポチと押していく操作に、少なからずイライラを感じたことがあるだろう。そんなイライラ感をスッキリと解消できるのだ。ただし、通常の文字入力は、いつものPCでの入力と変わらない感覚でできるが、コピー&ペーストなどのキー操作には対応していない。

 なお、Android 2.xでは、カーソルが表示されず、ちょっとした慣れが必要だ。たとえばウェブサイトを見ている時だと、マウスを動かしているのにかかわらず、画面上での動きは、まるでTabキーでページ内のリンクをページの上から順々にたどってるような、そんな動きになってしまう。文字入力のほうは、スムーズにできたので、設定画面内にある“機能選択”で、キーボードのみの操作に設定してしまってもよいだろう。

マウスカーソルは表示されず、狙った場所を選択するのに慣れが必要。また、端末がiOSの場合、マウスの操作に対応していない

キーボードとマウスを両方操作できるうようにするか、あるいはどちらかのみ有効にするかを、設定できる

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