7900円なら安い！ 耳で気持ちを伝える「necomimi」
「One More Ear.」
すっかり調子に乗ったカリーさんは、アルパカ様の御前でニューロウェアの「necomimi」を装着。おでこからの脳波をキャッチし、リラックス／集中／超集中（ゾーンモード）と、装着者の感情の動きをあらわす未来マシンだ。
「これで俺のリラックス度をベンチするパカ！」と盛り上がり、またしてもアルパカ様に突進していくカリーさん。だが、1秒通報レベルの怪しさをアルパカ様がお気に召すはずもなく、カリーさんはふたたびアルパカさんとプロレス風の追っかけっこをすることになった。
決めポーズを撮った瞬間に逃げられた
何度行っても避けられる
アルパカ様がまたしてもお怒りに！
結局necomimiはリラックス反応を一瞬も見せず、挙げ句の果てにカリーさんは「それならアルパカが着ければいいだろ！ 着ければいいパカ！」と逆ギレ。あまりのキレっぷりを見て、特別に試していただくことに……。
マントの着用経験もある樹里さんに装着
したと思ったら1秒で振り落とされた
ガンを飛ばしながら桜の枝を噛む樹里さん。本当にすいませんでした……
※ この記事では特別に厩務員さんの協力を得ています。マネしちゃダメよ！
その後、ふたたび編集者＆厩務員さんの仲裁（ニンジン）を経て、どうにかアルパカ様と冒頭の写真を撮れたカリーさん。本人的には満足げだが、まったくnecomimiのレビューになっておらず、編集部的には不満が募っていく一方だ。
アルパカ様にお礼を伝えてダチョウ王国を後にした編集部一行は、カリーさんの首ねっこをつかんで会社に戻り、本気でnecomimiを使わせることにした。
necomimi
necomimiは以前からさまざまな展示会などで話題になっていて、発売がいまかいまかと待たれていたもの（関連記事）。いよいよ超会議で先行発売することになり、ネットの一部で話題を呼んでいる。価格は通常8980円だが、超会議では特別価格の7900円。
ディスカウントは約1000円。超会議の入場券が前売り1000円ということを考えると、入場がタダになる計算だ。
ボタンは電源1つだけで、子供でも使えるくらいの簡単さ。電源を入れ、頭に乗せ、おでこに手前のセンサーをあて、耳たぶをクリップ型のセンサーではさむと、脳波を読み取り、キュイーンキュイーンと動きはじめる。
装着している間は自由にキュイキュイ動く。集中すると耳がピンと立ち、リラックスすると耳がペタンと寝る。さらに集中とリラックスが同時に高まると耳が交互に動きまくるゾーンモードに切り替わる。アスリートなど極度の集中状態にあるときに発動するそうで、残念ながらカリーさんがゾーンモードに突入することはなかった。
装着したら手前のセンサーをおでこにあてる
クリップ型のセンサーで左耳をはさめば準備完了
脇の猫マークが電源ボタン。電源は単4形乾電池4本で、駆動時間は約4時間
集中すると耳がピン！
リラックスすると耳がペターン
見た目的に「これはちょっと……（汗）」と思う人もいるかもしれないが、編集部では「俺が着ける！」「いや俺が！」「わたしが！」「拙者が！」と鬼のような奪い合いに。たしかに頭上でキュイキュイ動いている姿は、デジモノ好きならたまらなくそそるモノがある。
7900円という価格を教えると「安（や）っす！」と宣伝みたいな声があふれ（実話だから仕方ない）、超会議の担当記者は「買ってきて！」とお使いを頼まれるハメになった。
群を抜いて似合ってたのがライターの林 佑樹（@necamax）さん。さすがプロの変態ストだ（失礼）
★
なおニコニコ超会議では、アルパカ以外にも動物が出演するブースが用意されている。その名も「AV（アニマルビデオ）撮影会」と誤解を生むこと必至の名称で、猫（ぬこ）たちとふれあい、写真や動画が撮れる癒しの空間だ。
アルパカ様を見つけて「もふ充」するもよし、necomimiをつけて「脳波キター！」と盛り上がるもよし、「ちょっとAV撮影行ってくる！」と言い残して家を去るもよし、ニコニコ超会議はアニマル系が熱くなりそうだ。
おまけマンガ カリーさんと仔ヤギ
「仔ヤギがおるパカ～」（キャラ崩壊）
「仔ヤギかわいいよ仔ヤギー」
ガッ 「ゲフッ」
アルパカ様の（日本の）故郷に行こう！
ふだんアルパカ様は、ダチョウ王国 石岡ファームのふれあいスペース「南のまきば」にいる。仔ヤギ、羊、ウサギ、ポニーなどかわいい動物たちとも仲良く遊べる（入場料：大人600円／子供500円 エサ付き）。もふもふしたくなったときは行ってこよう！
■ ダチョウ王国 石岡ファーム
営業時間： 10時～17時（10月1日～2月18日は10時～16時）
入場料： 無料（一部有料）
住所： 茨城県石岡市半の木14052（地図を表示する）
JR常磐線・羽鳥駅から車・タクシーで約10分
常磐自動車道 千代田石岡インターチェンジから約20分
寂しいときはもっふもふにされてこよう！
