バーコードから妖精が誕生! 声優も来たシェルノサージュ発表会
2012年04月12日 19時36分更新
昨日、約6年ぶりになる“三国志”シリーズナンバリングタイトル「三国志12」をお伝えした。同日には、ガストが4月26日に発売するPS Vita用ソフト「シェルノサージュ ~失われた星へ捧ぐ詩~」(以下、シェルノサージュ)の完成披露会も開催された。価格は5040円で、限定版の“AGENT PACK”は7140円を予定している。
会場には、コーエーテクモゲームス・代表取締役社長である襟川陽一氏、ガスト・代表取締役社長の青柳和男氏、ソニー・コンピュータエンタテインメント・プレジデントの河野 弘氏が登壇。なかでも、SCEの河野氏は「テレビCMだけではなく、ネットワーク周りでもサポートしていきたい」と、力強くバックアップしていくことを約束した。
ヒロインは7次元先で実際に生きて生活している
本作は、“7つの次元を越えた先に、存在する世界”というコンセプトを元に制作された“サージュ・コンチェルト”シリーズ第1作目。PS Vitaに搭載されているカメラ機能やタッチパネル、Wi-Fi通信などを最大限に活かしたオンライン専用タイトルだ。“7次元コミュニケーション”というジャンルを銘打っており、実際のゲームでも、少女「イオン」は、7次元の世界で生き、生活している。ゲームは、“コミュニケーションパート”と“夢セカイ”の2つに分けられている。
イオンは、過去に起きた出来事をすべて忘れてしまっている。プレイヤーは、イオンが忘れてしまった過去を取り戻し、心を少しずつ癒していくのが、大まかなゲームの目的となる。
シャールはバーコードを写しだすことで呼び出せる
記憶を取り戻すためには、イオンとタッチパネルを使用したコミュニケーションを取ることで得られる“ヒュムノポイント”を使用して、イオンの心のなかにいる妖精“シャール”に依頼する必要がある。
シャールは、実際のバーコードをPS Vitaのカメラで写しだすことで誕生させられる。バーコードによって種族・属性・性質・性格が決まり、シャールと契約するためには前述したヒュムノポイントが必要になる。
また、シャールは本作最大のオンライン要素でもある。シャールは生み出されたバーコードごとに他プレイヤーのシャールと掲示板によるコミュニティーを持つことができる。他プレイヤーのシャールと一緒に廃墟の修復をすることも可能だ。なお、同社広報にシャールについて詳しい話を聞いたところ、シャールはバーコードに記されている企業コードによってコミュニティーが分類されているそうだ。例えば、ガストの製品に印字されたバーコードから読み出せば、ガスト関連のコミュニティーに入る形になる。
シャールの準備が整ったら、イオンの“夢セカイ”にダイブして、廃墟となったイオンの記憶をシャールの力を借りて修復していく。廃墟を修復すると、イオンの中に眠っていた記憶を見ることができる。
アイテム作成要素もバッチリ搭載
“アトリエ”シリーズでおなじみのガストなので、もちろんシェルノサージュにもアイテム作成要素を取り入れている。アイテムと作成したアイテムは、実際にイオンが利用できる。例えば、ビーチサンダルだったらイオンが着用することで、海にデートできるようになる。
7月1日には大宮ソニックシティで、“アトリエ”シリーズと「シェルノサージュ」の合同イベント“ガスト・ガーラ ~アトリエ&シェルノサージュ~”の開催が予定されている。シェルノサージュをプレイしてみようというユーザーや、アトリエシリーズのファンはぜひ参加しよう。
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