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トレンドマイクロがSNSプライバシー調査

Facebookユーザーは自分のプライバシーには厳しい?

2012年04月12日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 4月11日、トレンドマイクロは18歳以上の国内インターネットユーザーを対象に行なったSNSと携帯電話のプライバシーに関するWebアンケート調査の結果を発表した。調査期間は3月28日から29日で、有効回答数は618名。

Facebookをどのように使っているか (回答者:facebookを利用中の309名)

 これによると、まずFacebookを利用しているユーザーの使用目的は「友人知人の近況を知る」が75.4%でもっとも多く、次いで「日々の出来事を友人・知人と共有する」が51.1%だった。積極的にコメントや写真を投稿するユーザーよりも、それらの閲覧を目的とするユーザーの方が多いと見られるという。

 そして、Facebookでコメントや写真を投稿する際に「友人・知人が写った写真を投稿する前に必ず確認する」のは24.1%にとどまった。一方で、90.6%が「自分の情報や写真を勝手にFacebookで公開される」ことに「不快である」と回答しており、自分が情報を投稿する場合と他者に自分の情報が投稿される場合で、意識の違いが見られたという。

自分でFacebookにコメントや写真を投稿する際に心がけていること(回答者:Facebookで「日々の出来事を友人・知人と共有する」を選択した158名)

 また、携帯電話で撮影した写真をSNSやブログなどで共有した経験のあるユーザーの35.2%が、写真ファイルにGPSによる位置情報が付加される機能を知らないと回答した。このことから同社では、他人のプライバシーにかかわる情報について、自身でも気付かないうちにSNSなどで公開している恐れがあるとしている。

友人・知人が勝手に自分の情報や写真をFacebookで公開していた場合にどのように感じるか(回答者:Facebookを利用していない回答者を含む全回答者618名)

 詳細については、トレンドマイクロの発表資料を参照のこと。

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