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MacPeople 5月号は、春の新製品特集とiPad完全ガイド小冊子が見所

マイクロソフトは、iPad用「オフィス」を今こそ出すべきだ

2012年04月11日 22時00分更新

文● 広田稔(kawauso3)、語り●吉田博英(MacPeople編集長)

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日本向けサービスの充実化が望まれる「Apple TV

── フルHDになったApple TVも紹介してますね。

吉田 Apple TVは、日本市場に対する本気度が見えてこないんだよねー。今や、ビデオ配信サービスの「Hulu」がテレビ東京と提携したり、「ひかりTV」でもBSやCS、NHKオンデマンドが見られるようになってきている。テレビのコンテンツをネットで売るってのは、交渉次第でできるわけだからやるべきだと思う。

 もちろん、出版社における電子書籍と同じで、デジタル化するコストをどこがどう負担するのかという問題があることも分かっています。今後、番組制作時にテレビ向けと、ネット配信向けのデータを同時に用意するといった体制が整ってくれば、コンテンツが増えて大きく変わってくるんじゃないでしょうか。さらにいえば、アメリカだとメジャーリーグが見られたりするように、スポーツ系はもっと充実できると思うんだけどね。

フルHD化された新「Apple TV」

── 確かに、今、Apple TVのホーム画面に出るのって、アメリカ向けばかりですよね。

吉田 スポーツのライブ配信は難しいとしても、プロダクションが一括でやっているドラマは交渉次第でなんとかなりそう。その辺のローカライズはぜひやってほしい。Apple TVでHuluが見られるようになれば、一番いいんだろうけど。あとは価格だね。

── 価格?

吉田 例えば、ひかりTVで「探偵! ナイトスクープ」を見ようとすると、1話で315円かかる(1週間視聴可能)。同じテレビ番組でも、NHKオンデマンドは見放題で月額945円。前者が録画できて、後者はできないって差はあるけど、それだったら録画できなくしてサブスクリプション(定額)でやってくれたほうが多くのユーザーが喜ぶんじゃないかな。

 でも、ダメなところばかりじゃなくて、Apple TVは8800円で一度買えばOKという点は大きい。ハードウェアそのもののランニングコストがゼロで済むから。ひかりTVはチューナーレンタル代がかかるうえ、パックで定額料金が取られるからね。

── しかも、Apple TVは単なるセットトップボックスじゃなくて、iPhoneやiPadの画像/動画/音楽をテレビやオーディオ機器に配信する用途にも使える。

吉田 次期Mac OS X「Mountain Lion」で、Macからもミラーリングできるようになると、もっと利用シーンが増えるはず。

クラウドが生きる、“どこでもオフィス”な仕事術
特集2「実践! ノマド的ワークスタイル」

── 特集2は「実践! ノマド的ワークスタイル」はどんな内容なんですか?

吉田 ノマド、つまりクラウドを利用した“どこでもオフィス”な使い方を提案しています。特集の中でも、iPadやiPhoneからMacをリモート操作できる「LogMeIn」は面白かった。3000円以上するアプリと同じことができる無料版がリリースされて、試しやすくなりましたし。

 いくらクラウド全盛といっても、すべてのデータをネット上に置こうとするとやっぱりお金がかかってしまう。自宅のマシンにあるデータを遠隔操作で引っ張りだしたいときに駆使するといいと思います。

特集2は「実践! ノマド的ワークスタイル」。データ共有、ネットワーク接続環境、遠隔操作など、目的別に実現する方法を紹介している

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