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先行する「Twilio」とも協業

Webと電話をつなぐAPI、KDDIウェブが提供

2012年04月10日 18時12分更新

Web Professional編集部

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 米国で開発者に人気の「Twilio」の日本版とも言えそうなWebサービスboundio(バウンディオ)を4月10日、KDDIウェブコミュニケーションズが開始した。

KDDIウェブコミュニケーションズが開始した新サービス「boundio」

 boundioは、Web上で電話がかけられるRestful APIを開発者向けに提供するサービス。Webアプリケーションに数行のコードを追加するだけで、指定した番号に電話をかけ、あらかじめアップロードした音声ファイルを再生したり、指定したテキストを音声合成で読みあげたりできる。

開発者向けの管理画面。音声ファイルのアップロードや利用履歴の確認などができる

 boundioのもっとも分かりやすい利用例は、ECサイトやコミュニティサイトにおける電話認証だ。申し込みフォームに入力された電話番号にboundioから発信し、認証用の確認番号を音声合成で読み上げる。電話を受けたユーザーは確認番号をフォームに入力し、番号が一致すれば登録や決済が完了する仕組み。ほかにも、飲食店や美容室のリマインドコール、レンタルビデオ店や金融機関の督促、エンターテインメント分野などでの利用が想定されている。

 料金は、基本料金が1575円/月、通信料が15ポイント/1分~(固定電話向けの場合)。通信料は1000ポイントあたり1000円で前払いとなる。

KDDIウェブコミュニケーションズ 山瀬明宏社長

 KDDIウェブコミュニケーションズの山瀬明宏社長は、「Webと電話を連携させるサービスは、国内ではSIを前提としたエンタープライズレベルのサービスしかなく、中小零細企業や個人の開発者は使えなかった。米国では同様の仕組みを提供する『Twilio』が3300万ドルを資本調達するなど、市場からも注目されている分野。初年度1億円の売り上げを見込んでいる」と抱負を語った。

 現在は電話をかける(アウトバウンド)機能のみだが、今後、電話を受ける機能(インバウンド)も実装する予定。また、「詳細はこれから」としながらも、米Twilioとも協業していくことで基本合意したことを明らかにした。

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