超人気で品薄!? ニコン「D800」とキヤノン「EOS 5D Mark III」
2012年04月10日 12時00分更新
デュアルスロットや電子水準器など
プロ用途で便利な機能が加わった「D800」
従来機である「D700」のイメージを残しつつ、上位モデルの「D4」風に丸みを持つようになったD800。シャープな印象にニコンらしさを感じたD700であったが、D800ではエントリークラスにも共通したなで肩の丸みを帯びたデザインになっている。
フラッグシップ機であるD4も同様のデザインなので、これらがニコンの新しいデザインの流れなのだろう。インターフェイスは一見した限りあまり変わっていないが、ライブビュー用のボタンや動画撮影ボタンなどが加わっているなど、細かい部分で変更が加えられている。
中でも特筆すべきは記録メディア用のスロットがダブルスロットになったこと。片方が一杯になったらもう片方へ切り替えて記録する「順次記録」や、両方に同じ画像を記録する「バックアップ記録」、JPEGとRAWの「分割記録」を選択できる。スロットがダブルになったことで、プロの現場での使用率が格段に上がるだろう。
光学ファインダーの視野率が従来の95%から100%になったのでプロ用途では重宝しそう。ちなみに、ニコンのフルサイズフォーマットの機種に「DXフォーマット」(APS-C)のレンズを装着した場合、中央部がクロップされる機能が備わっているが、ファインダーにはフレームが表示されるので、写る範囲を確認することができる。
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