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春のきらめく一瞬を最新デジタル一眼レフで切り取れ! 第2回

超人気で品薄!? ニコン「D800」とキヤノン「EOS 5D Mark III」

2012年04月10日 12時00分更新

文● 周防克弥

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 EOS 5D Mark IIIでは、EOS-1DX譲りの多重露出の機能とHDR機能が追加されている。最近のコンデジやミラーレス一眼には当たり前のように搭載されている機能だ。

多重露出の設定。多重画像だけでなく、撮影した画像すべてを記録することもできる

 多重露出は最大で9枚まで合成が可能。合成のパターンもそのまま重ねる「加算」、露光量を調整して重ねる「加算平均」、各画像の明るい部分を優先して残して重ねる「比較(明)」、暗い部分を優先して残して重ねる「比較(暗)」の4つのパターンから選ぶことができる。

 カメラ内に保存されているRAWデータを選んで画像を合成することもでき、スポーツなどの動きのある被写体の連続した動きを1枚の中に収める「連続撮影優先モード」も選択可能だ。

HDRの設定。「ナチュラル」や「絵画調」といった絵作りが行なえる

 HDRはただ画像を合成してダイナミックレンジを広げるだけでなく、ミラーレス機で人気のフィルター機能に近い特殊効果を付与する機能も備わっている。

どちらもプロ向け機能が充実
もう「プロ向けサブ機」ではない!?

サイズ/重量はともにかなり大柄。縦横比が若干違う程度で質量はほとんど同じだ

サイズ/重量はともにかなり大柄。縦横比が若干違う程度で質量はほとんど同じだ

 先代機種とあまり変らないが画素数を大幅にアップしたD800と、ボディー周りを中心に基本性能を向上させたEOS 5D Mark III。

 両方を一緒に使ってみるとHDRや多重露出機能など、機能的には近い物がある。共に位置づけとしてはハイアマチュアやプロ、もしくはプロのサブ機的なポジションであり、機能も近いものになるのは当然といえば当然だろう。

 どちらも使ってみた印象としては、業務メインに使うための機能が充実してきた印象。特にデュアルスロットの採用は「撮影データを失わないためにも絶対に必要」という人が多く、この機能だけで使用を決める人もいるだろう。

 カメラの基本機能や性能は確実に向上しており、本格的に写真を撮りたい人の要求に確実に応えてくれる、使って安心感を得られるカメラでもある。

 この2台を比較してもそう変わらないと思うし、そもそもどちらを買うかは(レンズ資産などの兼ね合いから)「ニコン派」なのか「キヤノン派」なのかで決まってくると思う。とはいえ、有効画素数が結構違うので、画質についてはちょっと気になる……(ニコン vs キヤノンというより、画素数を増やした分画質もよくなるのか、という素朴な疑問)。

 ということで、次回は両機の実写画像を見ながらちょっとだけ比較してみたいと思う。

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